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C.ルメールが武豊、横山典弘らを全否定!? 「この馬のことをわかっていなかった」国民的英雄ディープインパクトを破った「伝説の有馬記念」を語る

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「ケガも騎乗停止もなく、いい一年だった」

 今年を締めくくる有馬記念(G1)開催を残し、すでに4年連続のリーディングが決まっているC.ルメール騎手が『スポニチ』の取材にそう2020年を振り返った。

 残すは、すでに最多勝タイとなっている年間G1勝利記録8勝をどこまで伸ばせるか。週末のホープフルS(G1)、有馬記念を連勝すれば永久不滅級の10勝となる。

 そんな無双ぶりを遺憾なく発揮しているルメール騎手だが、実はかつて大舞台で「勝負弱い騎手」だったのをご存じだろうか。

 2002年にフランスのトップジョッキーとしてJRA初参戦を果たしたルメール騎手は、その前評判に違わず、瞬く間に日本のファンからも世界の名手として受け入れられた。しかし、その一方で肝心のG1レースでは連戦連敗……人気馬に騎乗する機会もあったが、9戦して5回も2着になるなど、大舞台で勝ち切れない印象があったのだ。

 そんなルメール騎手がイメージを一変させたのが、ルメール騎手にとってJRA・G1初制覇となった2005年の有馬記念だ。

「ハーツクライで勝った時は、ディープインパクトもいたし特別なレースになった」と今でも思い出に残るほどルメール騎手にとって“転機”となった一戦は、2017年にもJRAが企画したM.デムーロ騎手との「スペシャル対談企画」で振り返っている。

 当時、競馬界を代表するカリスマ武豊騎手とのコンビで、デビューからクラシック三冠を含む破竹の7連勝を上げ、その活躍が社会現象にもなったディープインパクト。レース当日の中山競馬場には、そんな「近代競馬の結晶」を一目見ようと16万2409人もの大観衆が詰めかけた。

 今回が古馬との初対決となるため単勝オッズこそ自己最高の1.3倍に留まったが、大多数の競馬ファンだけでなく、当時の有馬記念を特集するメディアさえも「ディープインパクトが勝つ」ことを信じて疑っていない空気が醸し出されていた。

 その一方でルメール騎手のハーツクライは、当時のルメール騎手と同じように「G1の壁」の前で、もがき続けていた。

 3歳春に京都新聞杯(G2)で重賞初勝利。続く日本ダービー(G1)では2着に好走し、秋の菊花賞(G1)では1番人気に支持されたハーツクライ。「いずれG1を勝てる」と期待された素質馬だった。

 だがその後、宝塚記念(G1)とジャパンC(G1)で2着するも、G1どころか勝利さえ上げることなく4歳秋を迎える。そんなあと一歩足りない悩める素質馬の”再建”を託されたのがルメール騎手だった。

 コンビ初戦となった秋の天皇賞、ジャパンCと共に2番人気に推されながら、勝ち切ることができなかったハーツクライとルメール騎手。特にジャパンCでは自身もレコードタイムで駆け抜けているにもかかわらず、英国のアルカセットにハナ差だけ及ばない悔しい敗戦となっていた。

 そんな中で迎えた年末の有馬記念。対談の中でルメール騎手が「有馬記念を観に来たお客さんは、みんな三冠馬ディープインパクトを応援していました」と語ったように、状況はまさにディープインパクト一色。ハーツクライは4番人気ながら単勝は17.1倍と、やはり”脇役”の域を出ない1頭だった。

 ただ、その一方でルメール騎手は意外な発言をしている。

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