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JRA藤沢和雄が「前言撤回」!? 「使うところを間違えたよ」グランアレグリア短距離適性「なし」から一転、高松宮記念(G1)視野の裏事情

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 今年はどのような路線を歩むことになるのだろうか。

 2020年度のJRA賞で最優秀短距離馬に輝いたグランアレグリア(牝5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)。安田記念、スプリンターズS、マイルCSでG1・3勝を挙げ、唯一の敗戦である高松宮記念(G1)も2着とほぼ完璧な成績で1年を終えた。

 だが、年度代表馬の座は同じG1・3勝、2着1回のアーモンドアイに譲ることとなった。2頭が直接対決した安田記念では勝利しているが、天皇賞・秋、ジャパンCのほうが格上という評価が下されたのだろう。

 3冠馬のコントレイルとデアリングタクト、春秋グランプリ制覇を達成したクロノジェネシスといった強敵もいるが、アーモンドアイが引退した今、グランアレグリアも競馬界の主役を張る1頭だ。

 現役最強馬と評価する声もあるグランアレグリアの動向は大きな注目を集めている。

 そんな中、藤沢和調教師が興味深い発言をしている。あくまでもオーナーとの協議で予定は決まるのだが、「春は高松宮記念のリベンジを狙うのか、それとも2000mの大阪杯(G1)に行くのか。秋には天皇賞があるし、アメリカ(ブリーダーズC)に連れていきたい気持ちもある」と話しているのだ。

 藤沢和調教師と言えば、かつてシンボリクリスエス、ゼンノロブロイで天皇賞・秋を3連覇するなど、通算6勝でグレード制導入後の最多勝記録を持っている。来年2月で定年を迎える名伯楽のラストイヤーを飾るには、ふさわしいレースと言えるだろう。

 もうひとつ秋の選択肢として挙がったアメリカ遠征にも思い入れがあるはずだ。08年にカジノドライブとともに米3冠競走のベルモントS(G1)に挑戦。前哨戦のピーターパンS(G2)を5馬身3/4差で快勝し、日本調教馬初の米クラシック制覇に大きく近づいた。

 しかし、ベルモントS前日に左後脚に挫石を発症。当日の朝に回避という無念の決断をせざるを得なかった。このリベンジをしたいという気持ちもあるのだろう。

 秋の選択肢は藤沢和調教師らしいものと言える一方で、気になるのは春である。

 高松宮記念のリベンジを候補に挙げているが、過去にグランアレグリアは短距離向きでないという見解を藤沢和調教師が述べていたことは無視できない。

 昨年11月、『スポーツ報知』の取材に対して、「1200mは向かない。使うところを間違えたよ」と冗談交じりに話していたのだ。これはスプリンターズSを勝ったものの、適性距離ではなかったということである。また、それと同時に距離延長で天皇賞・秋を目指したいとも言及している。

 それにもかかわらず、春の選択肢にスプリントG1の高松宮記念が入っているのは違和感がある。

「高松宮記念は1頭だけ別次元の末脚で追い込むも2着、スプリンターズSも直線一気で勝っています。どちらも後方からの位置取りで、スプリント戦特有のハイペースに対応ができていない印象があります。それでも好走しているのは、絶対的な能力の違いなのでしょう。

ただ、オーナーのサンデーレーシングは高松宮記念を未勝利ですし、もしグランアレグリアが優勝すれば、ディープインパクト産駒の芝G1完全制覇となります。このような記録がかかっているだけに、選択肢に残しているのかもしれませんね」(競馬記者)

 グランアレグリアの春は大阪杯かそれとも高松宮記念か、どちらに向かうのだろうか。

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