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【高校野球】国内コロナ発生から「丸1年」……昨年“全休”甲子園は予定通り3月選抜「開催」へ、明確なガイドライン作成は必須か

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 2か月後の3月19日に開幕する第93回選抜高校野球大会(以下、選抜)。今月29日には、選考委員会が開かれ、出場する32校が決定する。

 世界中が新型コロナウイルスの感染拡大に揺れたこの1年。国内で最初の感染者を確認したのが昨年の1月15日だった。

 それ以降、スポーツ界もコロナの影響を受けてきた。プロ野球は2月下旬からオープン戦が無観客で開催され、公式戦の開幕は何度かの延期を経て、6月中旬までずれ込んだ。

 スポーツ界における最初の“被害者”は高校球児だった。昨年の選抜は、大会直前まで開催する方向で議論されていたが、世論の反発もあって、開幕8日前の3月11日に高野連は大会中止を発表した。ちなみに、この日の全国のコロナ感染者は568人。今となってはかなり少ない人数に感じるが、当時は未知のウイルスに対する警戒心が強かった。

 その後は、夏の全国大会の中止も決まり、選抜に出場予定だった32校による交流試合だけが8月に甲子園球場で開催された。今年度で卒業する現3年生にとっては、まさに“失われた1年”になってしまった。

 その後は秋にかけて国内の感染状況はいったん収束に向かい、秋季大会は各地でほぼ予定通り実施された。しかし冬を迎えて状況は一変。全国のコロナ感染者は1日5000人を超える水準で確認されている。

 それでも高野連は選抜を中止にするという決断は下さないだろう。逆に有観客を前提で実施するという方向性を打ち出している。

 開催の根拠となっているのが、年末年始に行われた他競技の全国高校大会だ。バスケットボール、サッカー、ラグビー、バレーなどが各地で開催されたからである。

 しかし、中にはコロナに泣いたチームもあった。バスケットボールでは、大会前に市船橋(千葉)など男女の複数チームでクラスターが発生。プレーすることなく不戦敗を余儀なくされた。

 バレーボール男子では、前回優勝校の東山(京都)が3回戦の試合直前に選手1人の発熱を確認。規定により不戦敗という憂き目にあった。ウォーミングアップ後というタイミングでの“非情宣告”に選手たちは泣き崩れたのは言うまでもない。しかし、その後この選手は新型コロナウイルスに感染していたことが判明。その後も複数のチームメートの感染が確認された。運営側も苦渋の決断だったはずだが、選抜でも同様のケースが発生しないとは限らないだろう。

 大会期間中は、宿泊を伴う集団生活を強いられ、1人でも感染者がいれば、クラスター発生は避けられない。選抜が開催される3月はまだ肌寒く、その頃までに感染が収束していることは考え難い。

 バレーボールのように、もし試合直前に1人でも発熱者がいれば、棄権(不戦敗)になってしまうのか。PCR検査を行い、陰性であれば、試合の許可は下りるのか。体温は自己申告なのか、それとも試合前に運営側が行うのかなど、高野連は大会前に、明確なガイドラインを発表するだろう。

 どちらにしても、今年の選抜は出場校にとって相手校以上に日頃の感染対策が重要になりそうだ。

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