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パチスロ『バジリスク絆2』など販売台数は好調も減収減益。大手「ユニバーサル」が2020年12月期決算公表

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 ユニバーサルエンターテインメント(JASDAQ:6425)は2月12日、2020年12月期の決算を公表した。これによると、売上高は前年同期比27.3%減の908億7,100万円、営業利益は同556.1%増の25億5,500万円、経常損失は92億4,900万円、純損失は192億1,800万円。前年同期の経常損失は79億4,100万円、純損失は51億9,100万円だった。

 遊技機事業においては、パチスロ機では「6.1号機」の規制に基づく新たなゲーム性の基準緩和、パチンコ機では「技術上の企画解釈基準」が変更されたことで多様なゲーム性の開発が可能に。市場活性化への期待が高まる状況下ながらも、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から、パチンコホールは営業自粛や広告宣伝等の自粛を行ない、自粛後も市場供給が低調に推移した。

 そんな中、同社は『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』や『沖ドキ!2-30』等を市場に投入。販売機種の多くが計画台数を超える実績を残し、上記2機種に関しては2020年パチスロ機販売市場においても上位の販売台数を記録した。

 これにより、売上高は617億9,200万円、営業利益は203億8,200万円。それぞれ前年同期比で19.6%増、88.5%増と大きく上回った。

 統合型リゾート(IR)事業においては、フィリピンカジノ運営公社PAGCOR(Philippin Amusement and Gaming Corporation)は新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、2020年3月15日に首都地域でのゲーミング事業の一時停止命令を発令。緩和後に再開した。

 ホテルについては2020年10月に観光省DOT(Department to Tourism)より客室数100%での営業再開の許可が下り、飲食事業は同月2日に貿易産業省DTI(Department of Trade and Industry)よりマニラ首都圏の飲食店での店内飲食の営業活動制限が座席数の50%超まで解除された。これらの規制緩和による政府のガイドラインを受け、「オカダ・マニラ」では一部営業を再開した。

 ただし、フィリピンでは2020年3月15日に政府からの緊急事態宣言があり、現在はロックダウン状態が一部緩和されているものの、国内での経済活動は実質的に制限中。これらの影響により、売上高は前年同期比61.2%減の276億9,900万円で、営業損失は前年同期の13億9,100万円を上回る90億3,400万円となった。

 メディアコンテンツ事業においては、『SLOTバジリスク~甲賀忍法帖~絆2』など配信した4機種のシミュレータアプリが好評。新たに家庭用ゲーム機向けに同社IPのライセンスアウトも開始し、第1弾としてNintendo Switch用ソフト「パチスロ ユニバ王国<A PROJECT>」を発売した。

 また、iTunesなどにおいてオリジナルサウンドトラックの楽曲配信もスタート。3周年を迎えたソーシャルカジノゲーム「スロットストリート」では国内向けに6機種(全44機種)のビデオスロットを配信し、会員数は100万人を超えた。

 これらの売上高は12億円、営業利益は2億7,600万円。それぞれ前年同期比で20.4%減、48.0%減となった。

 20201年3月期の遊技機販売においては、パチンコ機『Pアナザーゴッドポセイドン-怒濤の神撃-』や、株式会社カプコンとの業務提携によるパチスロ機『パチスロバイオハザード7 レジデント イービル』の導入を開始。引き続き独自性のある魅力的な遊技機創出と、業界全体の活性化への貢献及び販売シェア拡大に努めるとしている。

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