GJ > 競馬ニュース > 武豊まさかの「ダービー見学」も!?
NEW

JRA 武豊まさかの「ダービー見学」も!? ピンクカメハメハのサウジダービー制覇で「あの馬」の行く末に暗雲……

【この記事のキーワード】, ,

JRA 武豊まさかの「ダービー見学」も!? ピンクカメハメハのサウジダービー制覇で「あの馬」の行く末に暗雲……の画像1

 現地時間20日、サウジアラビアのキングアブドゥルアジーズ競馬場で行われた第2回サウジダービーは、日本から遠征した戸崎圭太騎乗のピンクカメハメハ(牡3、栗東・森秀行厩舎)が優勝。昨年のフルフラットに続きサウジダービー連覇となった森調教師には賞賛の声が相次ぎ、ピンクカメハメハは皐月賞の優勝賞金1億1000万円にも匹敵する、1着賞金90万米ドル(約9500万円)を獲得した。

 無観客開催を続ける日本競馬界にとって明るい話題となった今回の快挙だが、一方で、もしかしたら牡馬クラシック戦線の賞金ボーダーラインにも影響が出る可能性があると、一部で話題になっている。

 昨年、サウジダービーを勝ったフルフラットは1着賞金だった48万米ドル(約5200万円)の半額である2600万円が収得賞金へと加算されており、元々あった400万円と合わせて現在の収得賞金は3000万円になっている。

 今回、ピンクカメハメハは1着賞金の半額となる約4750万円前後が加算されることが予想され、収得賞金は約5000万円。賞金面で皐月賞・日本ダービーへの出走をほぼ「当確」とさせた。

 次走はドバイのUAEダービー(G2)を予定しているとのことで、皐月賞への出走は日程的に厳しそうだが、日本ダービーへの参戦は可能だ。仮に参戦することになれば、ダービー出走への賞金ボーダーラインは上がることになる。

 ちなみに現在、皐月賞のボーダーラインは以下のようになっている。

1 優先 弥生賞1着
1 優先 弥生賞2着
1 優先 弥生賞3着
1 優先 若葉S 1着
1 優先 若葉S 2着
1 優先 スプリングS 1着
1 優先 スプリングS 2着
1 優先 スプリングS 3着
9 5500万円 ダノンザキッド
10 3400万円 ステラヴェローチェ
11 2900万円 ラーゴム
12 2800万円 エフフォーリア
13 2600万円 オーソクレース
14 2300万円 グラティアス
15 2300万円 レッドベルオーブ
16 2000万円 ワンダフルタウン
17 1650万円 ヨーホーレイク

JRA 武豊まさかの「ダービー見学」も!? ピンクカメハメハのサウジダービー制覇で「あの馬」の行く末に暗雲……の画像2

 あくまで現時点での暫定ながら、皐月賞を予定しているオープン馬達のなかで1番下に位置しているのは武豊騎手のお手馬ヨーホーレイクだ。仮に皐月賞出走が叶っても、ピンクカメハメハの動向や、その他トライアルの結果次第によって日本ダービーでは除外の可能性も生じてくるかもしれない。

「ピンクカメハメハは新馬戦の勝利以降、芝レースでは惨敗続きですが、G1を3勝したスイープトウショウの弟であり、昨年はダート馬であるヨシオをジャパンCに出走させたくらいの森調教師ですから、ダービーに参戦してくる可能性もありそうです。

もしヨーホーレイクが皐月賞で優先出走権のある掲示板(5着以内)に載れず、仮にダービートライアルでも権利取りに失敗するようなことがあれば、ダービーへの出走は厳しくなるかもしれません。武豊騎手はもう1頭のお手馬であるディープモンスターが今週末のすみれS(L)に出走しますが、賞金を加算できなければ、最悪ダービーを見学なんてこともありえますよ」(競馬記者)

 1月9日からの3日間開催を腰痛でキャンセルして以降、精彩を欠いているようにも見える武豊騎手。だが、今年のダービーはまさかのゲートインすら叶わないという可能性も現時点では少なからずあるようだ。

 レジェンドの姿をダービーで目にするためにも、まずは武豊騎手の復調、そしてお手馬たちの好走に期待したいところだ。

JRA 武豊まさかの「ダービー見学」も!? ピンクカメハメハのサウジダービー制覇で「あの馬」の行く末に暗雲……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 田辺裕信「痛恨ミス」に降板を期待する声も浮上?超大物馬主が「何やってんだよー」のご立腹…一石投じたファンとのやり取りに注目集まる
  2. 「G1馬5頭」でも盛り上がりを欠く今年の大阪杯…ドウデュース、リバティアイランド登場も国内は閑古鳥…いよいよ「最弱世代」疑惑は確信レベル?
  3. C.ルメール「12戦全敗」で連覇に審議ランプ点灯?ライバル川田将雅は7勝の猛チャージ…ドバイワールドカップデーで注目の直接対決
  4. 大阪杯は最強5歳世代に注目!イクイノックス、ドウデュース、アスクビクターモア、ジャスティンパレスを【完封】したジオグリフに復活の予感!
  5. 【大阪杯】ノーザンファームの「締め出し作戦」が大成功?フルゲート16頭に11頭の大攻勢…「幻の1番人気候補」が無念の門前払い
  6. 皐月賞馬サートゥルナーリア×桜花賞馬ハープスターで「シーザリオ×ベガ」の超名牝系タッグ! 2024年新種牡馬筆頭は「第二のスワーヴリチャード」を許さない?
  7. ダービー「当確級」の逸材が皐月賞参戦!過去にキズナ、シャフリヤールらが条件クリア、浜中俊VS坂井瑠星の「第2ラウンド」も勃発?
  8. 「競馬の神様」は実に意地悪だ!キャプテン渡辺のWIN5あるある…「これだけはやめてね」という相手が異常な確率で来る問題【徒然なる神のくず競馬トーク】
  9. 【大阪杯】エフフォーリア、タイトルホルダー引退でも最強世代に存在感!1週前追い切りから豪快リハ…酒井学ステラヴェローチェに絶好チャンス
  10. 【ドバイターフ(G1)展望】武豊×ドウデュース「凱旋門賞制覇の夢」に向けて仕切り直し!ロードノースの4連覇を阻んで“夢”実現へ