先日、当サイトで連載中のオーハナBさんが、興味深いコラムをアップしておりました。当時のホール店長から「赤字分は給料から天引きする」と発言されたという内容。確かにこういうのはよくある話で、元ホール店員として共感できる内容でございました。

　同僚との世間話の中で「どの職場にも嫌な奴は必ず一人いる」なんてフレーズはよく聞きますが、それが上司だった場合は最悪です。我が身に襲い掛かるストレスは半端ではないでしょう。

　私も数あるパチンコ店を渡り歩いてきましたが、その中には尊敬できるとはいえない店長も何人かおりました。大して設定も入っていないパチスロ台を「オススメ機種として案内しろ」という無茶苦茶な事を言われたり、稼働状況が悪い時に根拠もなく「お前らのせいだ！」と罵られた事もございます。

　指示される側の部下にとっては、上司からこんな理不尽を言われたら怒りが込み上げるのは必然です。ただ、店長は中間管理職ともいえる立場。一店舗を任されているという責任があります。売り上げ等の数字が悪ければ、エリア長や社長から厳しい指摘を受ける事もあるでしょう。

　上司と部下の板挟みとなる店長の立場を考えれば、ときに神経質になってしまうのも仕方のない事なのかもしません。店長という役職がホール企業の中で大変な責任を負っているは間違いなく、だからこそ「それに見合うモノ」をもらっているのでしょう。

　そうです。一言で申し上げれば給料です。店長職に就くことの見返り。それが一体どれくらいのものなのか…。これについては、私がホール店員時代に常に気になっていた事の一つでございます。

　よく先輩スタッフに誘われてご飯をご馳走してもらう事がありましたが、店長の場合は「ご馳走」のレベルが違います。大勢のスタッフを連れて高級焼肉店へ連れて行ったり、時には個人経営の飲み屋を丸ごと貸し切って宴会を開いた事もございました。

　あとはベンツなどの高級車を乗り回している店長も多かった印象です。中でも業績トップの店長は別格。数百万の新車を一括で購入したと誇らしげに話していたのを今でも覚えております。「パチンコ店にも夢があるな」と目を輝かせて聞いていたものです。

　この時点で桁違いの給料をもらっていると容易に判断できますが、さすがに店長本人に「給料いくら？」なんて聞くことはできませんでした。「大変だけど給料はいいぞ」とお酒の席で話しておりましたが、具体的な待遇に関しては知ることができず今日に至っているのです。

　実はオーハナBさんのコラムを拝見させていただき、忘れかけていた“その謎”に対する興味が蘇って参りました。「そういえば、いくらくらい貰っていたんだろう」と気になりだした私は、ネットを駆使して色々と調べました。

　ただ、「そのようなデリケートな内容を公開している人などいるのだろうか？」といった疑問も浮かんでいたのです。いわば“極秘情報”。「まあ無理かな」なんてしばらく調べていたのですが…。私のモヤモヤが解消できる興味深い動画が公開されているではありませんか！