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大阪杯(G1)コントレイル、グランアレグリアだけじゃない? 無敗でのG1勝利を狙う刺客レイパパレ
4月4日に阪神競馬場で行なわれる大阪杯(G1)。
昨年、史上3頭目となる無敗の三冠を達成したコントレイルや、昨年の安田記念(G1)で歴代最強牝馬と名高いアーモンドアイに土をつけたグランアレグリア、コントレイル最大のライバル・サリオスなどG1常連馬をはじめ豪華なメンバーが阪神競馬場に集う。中でもコントレイルとグランアレグリアの対決が、今レースの目玉とされているのは周知の通りだろう。
そんな豪華な顔ぶれが揃うレースの有力候補として名乗りを上げているのが、レイパパレ(牝4歳、栗東・高野友和厩舎)だ。
これまでの戦績は5戦5勝と未だ負けなし、重賞は前走のチャレンジC(G3)以来2回目で、今大会で自身初のG1タイトル獲得を狙う。無敗の同馬に期待する声もある中、G1常連ばかりの豪華メンバーを前に、そんなに甘くないという声も一定数存在する。
無傷での5連勝と輝かしい成績を誇るレイパパレだが、大阪杯が行われる阪神競馬場でもこれまでに2度勝利を収めている。さらに前走のチャレンジCは阪神競馬場の芝2000mと、大阪杯と同じコースでの勝利は好材料だ。
さらに初戦からここまで常にタッグを組んでおり、当日の騎乗も想定されているのが、先日の高松宮記念(G1)で重賞100勝を果たした川田将雅騎手だ。
今年の阪神競馬場での成績を見てみると23戦8勝、勝率34.8%と高い結果を残している。全競技場の勝率が22.1%であることからも、阪神競馬場が得意であるといえるだろう。
またレイパパレの血統は父ディープインパクト、母の父クロフネ。ディープインパクト産駒の2011年から10年間の大阪杯の結果を見てみると(4-2-4-18)となっており、勝率は14.3%、連対率では21.4%とかなりの相性の高さが伺える。
さらに2017年大阪杯ではレイパパレと同じく父にディープインパクト、母父にクロフネを持つステファノスが2着だったことも後押ししてくれる材料になりそうだ。
ここまでの文句をつけようのない戦績、大阪杯と相性の高い血統の裏付け、阪神競馬場を得意としており、今勢いに乗っている川田騎手の騎乗……好材料は揃っている。
確かに、これまでのレースは相手が弱かったということには一理あるが、逆にここまで負けがないため底を見せていない点は大きな魅力だ。
無敗のレイパパレが好条件で迎える大阪杯。果たして並みいる強豪たちを退け、無敗でG1制覇を達成してしまうのか。今週末の大阪杯に期待が高まる。
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