NEW

JRA テイエムオペラオー和田竜二にも届かず!? 皐月賞(G1)エフフォーリア横山武史が遠く及ばなかった「天才」武豊の大記録

【この記事のキーワード】, ,

JRA テイエムオペラオー和田竜二にも届かず!? 皐月賞(G1)エフフォーリア横山武史が遠く及ばなかった「天才」武豊の大記録の画像1

 18日、中山競馬場で行われた皐月賞(G1)は、2番人気のエフフォーリアが優勝。2着タイトルホルダーに3馬身差をつける圧勝劇で幕を閉じた。

 見事、1冠目を制したエフフォーリアの鞍上は、デビュー5年目の横山武史騎手。父に関東のトップジョッキー・横山典弘騎手をもつ競馬界のサラブレッドだ。

 父は武史騎手と同じデビュー5年目のクラシックにメジロライアンとのコンビで挑戦したが、三冠レースで善戦したものの未勝利。初G1制覇は、キョウエイタップに騎乗した同年のエリザベス女王杯(G1)だった。そのため、皐月賞を制覇した横山武騎手は、父である横山典騎手の22歳8カ月20日を上回る、22歳3カ月28日でのG1初勝利となった。

 だが、皐月賞の最年少記録としては、まだこれを上回るジョッキーがいる。

 1999年の同レースを、テイエムオペラオーで制した和田竜二騎手だ。

 テイエムオペラオーは芝1600mのデビュー戦で2着と敗退し、3戦目にダートの未勝利戦で勝ち上がり。ゆきやなぎ賞、毎日杯(G3)と連勝で重賞初制覇を飾ると、勢いそのままに皐月賞も制した。

 雨の降る中山競馬場で行われたレースは、ワンダーファングが除外となり17頭立て。

 6枠12番だったテイエムオペラオーは後方に構え、道中は枠なりに外目を追走。4コーナーでは外から被せて1番人気のアドマイヤベガを内に追いやると、テイエムオペラオーは大外に進路をとった。

 直線では内から抜け出すオースミブライトに、中を割ってナリタトップロード、大外から迫ったテイエムオペラオーと3頭の大接戦。クビ、ハナの決着を制したのは、外から力強く鋭伸したテイエムオペラオーだった。

 当時の和田騎手はデビュー4年目の若手騎手。「21歳9力月27日」での皐月賞制覇は今も最年少記録として残っている。

JRA テイエムオペラオー和田竜二にも届かず!? 皐月賞(G1)エフフォーリア横山武史が遠く及ばなかった「天才」武豊の大記録の画像2

 因みに、G1レースでの最年少記録は「19歳7カ月21日」。この記録を打ち立てたのは、いまやレジェンドとなりつつある武豊騎手だ。

 1988年の菊花賞(G1)で、武豊騎手はスーパークリークに騎乗。レースでは最後の直線入口でカツトクシンに前を塞がれていたが、以前に騎乗したことのある同馬が外に膨れる癖を知っていた武豊騎手は、慌てずに内が開くまで待機した。

 思惑通り開けた内を抜け、2着ガクエンツービートを5馬身突き放して圧勝。この冷静で頭脳的な騎乗を周囲から絶賛され「天才」として脚光を浴びるようになった。

 そんな武豊騎手も今年で52歳と、あれから33年が経つ。

 昨年は94勝を挙げ関東リーディングトップに立ち、デビュー5年目にしてG1初制覇を飾った横山武騎手。今後の活躍に、新たな天才誕生を期待したいところだ。

(文=北野なるはや)

<著者プロフィール>
 某競走馬育成牧場で働いた後、様々なジャンルの仕事で競馬関連会社を転々とする。その後、好きが高じて趣味でプログラミングを学習。馬券には一切のロマンを挟まないデータ派であるが、POG(ペーパーオーナーゲーム)では馬体派という奇妙な一面も持つ。

JRA テイエムオペラオー和田竜二にも届かず!? 皐月賞(G1)エフフォーリア横山武史が遠く及ばなかった「天才」武豊の大記録のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA 武豊で3年間「未勝利馬」が一変、藤田菜七子「G1制覇」のチャンスも…今春G1“主役”の結果は【2022年上半期『GJ的』7大ニュース】前半戦
  2. 宝塚記念(G1)元JRA藤田伸二氏、田原成貴氏が揃って「大失敗」を指摘!? エフフォーリア陣営の迷走、元騎手だからこそ「疑問視」した違和感
  3. JRA今村聖奈「先約破棄」でテイエムスパーダ騎乗の謎……CBC賞(G3)重賞初騎乗Vチャンス到来も、自厩舎馬からまさかの乗りかえ
  4. JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
  5. JRA凱旋門賞(G1)武豊ドウデュースに「想定外」の大誤算!? 現役最強に名乗り、タイトルホルダーにあって「惨敗組」になかったものとは
  6. JRA M.デムーロ「僕の中で一番強い」タイトルホルダーが受け継ぐ最強馬のバトン…キタサンブラックが一度も勝てなかったドゥラメンテ、「夢の続き」は父から子へ
  7. JRA武豊や岡部幸雄を超えた福永祐一の「大記録」に黄信号!? 騎乗停止や落馬負傷はもはや許されない、名手を襲う過去最大級のピンチ
  8. JRA帝王賞(G1)武豊「もちろんシンガリでした」の苦い記憶、誰もが逃げると確信したレースで「致命的」ミス…夢のタッグは競馬どころじゃなかった!?
  9. JRAエピファネイア産駒の「早熟説」はどこまで本当なのか!? キズナとの比較に明白な違い…エフフォーリア、デアリングタクトに「反証」の期待
  10. JRA M.デムーロで「必勝態勢」春二冠女王と接戦を演じた実力馬が7番人気の珍事!? 1勝クラスで当然の勝利も、何故「10万馬券」決着となったのか