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パチンコ「最大3200×83%」の超スペックも話題!『北斗』シリーズの生みの親…大手メーカーが仕掛けた「成り上がり術」とは

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 パチスロの大手メーカー「サミー」は、いまやゲームメーカーでその名を知られた「セガ」と経営統合し、巨大なグループ企業を形成している一大アミューズメント会社である。

 そういった経営戦略は2000年代初頭から見受けられた。パチスロの最王手という立場を活かしながら、多くのメーカーを飲み込んでいくことによっても成長を加速させたのである。

 イギリスに居を構えるバークレストリミテッドの日本法人「バークレスト」と連結。これが後のロデオとなる。そしてアリストクラートテクノロジーズやIGTジャパンと業務提携を行い、開発力を強化。ファンに刺さる多様なマシンを量産していくのである。

 この流れはパチンコでも展開され、2005年に銀座と、2007年にはタイヨーエレックと業務提携→子会社化を果たすことになる。パチスロに比べると2歩も3歩も遅れを取っている印象であったパチンコ部門がテコ入れされた。パチンコづくりの技術や手法も洗練され、パチンコの分野においても存在感を放つメーカーとなった。

 このようなメーカー合併による相乗効果を発揮したのが3代目『CR北斗の拳』ではないだろうか。前作でプチブレイクとなった2005年登場の『CR北斗の拳強敵・伝承』を見事にブラッシュアップして大ヒットに繋げた『ぱちんこCR北斗の拳ラオウ・ケンシロウ』は合併劇の後となる2008年のリリース。

 こういったサミー本体への好影響はもとより、『CR機動新撰組 萌えよ剣』『CR龍が如く』『CRブラックラグーン』の各人気シリーズ、『CR火曜サスペンス劇場』や『CRフランダースの犬と世界名作劇場』のようなバズるパチンコ機などの魅力たっぷりな機械づくりを展開できる地力の向上を成し遂げられたのである。

 そんなサミーがここにきて非常に気になるスペシャル映像を公開。パチンコの新機種に関するティザームービーだが、そこにはファンが浮足立つこと間違いなしの惹句が溢れていて、新たな激アツマシンの登場を予感させる内容。

 いわく、「業界初の3つのV獲得率」「3200×83%」「BONUS一挙放出」などの文字が踊り、「唯一無二天刻ループ」「この右打ち、是非など問わず」と連チャンやスペック、ゲーム性に触れている。

 この感じだと『アイマス』や『アリア』最新作のような「ストックループ」システムを活用した新たな連チャンメソッドを想像するが、あるいは『ゴルゴ疾風ver.』のような複数回の大当りをセットで見せながらループ性も加えたゲーム性の可能性もありうるかもしれない。

 いずれにせよ、非常に強力な出玉性能を備えたマシンであることはうかがえるし、映像でははっきりと機種名を出していないが、最後に聞こえる「これだから上海はおもしろい」のセリフとクレジットされた権利表記から『蒼天の拳』のシリーズ最新作だと予想できる。

 この新機種のさらなる情報公開も含め、サミーの動向に注目である。

(文=大森町男)

<著者プロフィール>

 羽根物によってパチンコの魅力にとり憑かれ、パチンコ雑誌を製作する編集プロダクションに入社。パチンコに関する記事作りや編集業務に携わる。編集長としてファン雑誌の制作に取り組むなどの経験を活かし、その後は携帯サイトやweb、動画コンテンツなど幅広いパチンコメディアに従事。現在はフリーランスのパチンコライターとして活動。パチMaxを中心に消極的に執筆の場を広げている。

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