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2021.07.12 12:00

JRA田辺裕信「ケイコの時から、らしさがなかった」5番人気15着大敗のワーケアは「何故」七夕賞(G3)復帰だったのか。格下3頭併せ「2馬身遅れ」も記者が明かした“強行軍”の理由
文=銀シャリ松岡
「実はレース翌日の12日に開催されるセレクトセールに、ワーケアの半弟が上場予定なんですよ。
父は、ノーザンファームがディープインパクトの後継種牡馬として期待を寄せるサトノダイヤモンド。あくまで結果論ですが、本馬の産駒の中でも、(ワーケアの母)チェリーコレクトの2020は特に高値が見込まれていただけに、もしワーケアが七夕賞で復活劇を見せていれば、間違いなく好影響があったはずです」(別の記者)
無論、ワーケアが七夕賞へ出走したことと、その翌日のセレクトセールでワーケアの半弟が上場されることは、まったくの無関係という可能性もある。
しかし、記者が話す通り、チェリーコレクトの2020は兄ワーケアに続く“億超え”が期待される存在であり、もしワーケアが七夕賞で好走していれば、間違いなく入札開始直前のアナウンスで紹介されたことだろう。
「向正面で手応えが怪しくなり、反応も悪かった」
レース後、田辺騎手がそうコメントした通り、今回は本来の走りにはほど遠い結果に終わってしまったワーケア。状態が本物ではなかったことは明らかだっただけに、立て直しには時間が掛かりそうだ。(文=銀シャリ松岡)
<著者プロフィール>
天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。
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