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「平成元年を代表するハネモノ」大ヒット映画をモチーフにした名作!【レトロパチンコ『魔界組』編】

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 皆さん『キョンシー』ってご存知でしょうか?

 中国の死体妖怪の一種で、死後硬直のため体の関節が曲がらず、ピョンピョン跳びながら現れる、いわば中国版ゾンビです。1985年に公開された香港映画『霊幻道士』がブームの火付け役となり、日本でも1986年に公開されたことでご存知の方も多いかと思います。

 この映画のヒット以降、キョンシー系の映画が次々と公開され軒並みヒット。内容は中国を舞台にしたコメディーホラーなのですが、ホラー要素がありつつ笑いありのコミカルな内容で本当に面白かったです。

 アジアを中心に絶大な人気を博した「キョンシー」。そんな中国ゾンビをモチーフにしたパチンコが、1989年に西陣から登場しています。それが、羽根モノパチンコの『魔界組』です。

「平成元年を代表するハネモノ」大ヒット映画をモチーフにした名作!【レトロパチンコ『魔界組』編】の画像2

 ゲーム性は、賞球・オール13 最高8ラウンド継続(10カウント)というオーソドックスなハネモノ。

 注目すべきは、映画さながらの動きを見せるキョンシー役物で、キョンシーが両腕を前に突き出し、ピョンピョン飛び跳ねるように動くなど、原作の特徴をしっかりと再現しているんです。

 ただ、当時の西陣のハネモノには、何だかどこかで見たことあるようなキャラクター役物が非常に多くありまして、オマージュというかなんというか……。まあ、大昔のパチンコ業界はだいぶ緩い時代。多少のオマージュなら許された時代でした。

 完成度という意味では、大当り中も大変良くできていて、両腕の上に玉がちょこんと乗るように貯留されるのです。

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 そして特定のカウントか羽根解放で貯留が解除されるのですが、Vゾーンは貯留玉の正面にあるため高確率で継続する仕組みとなっており、ここが最大の見せ場でもありました。通常時のV入賞率も甘めの印象で、あまり四苦八苦した記憶はありません。

 私も良く打った台のひとつですが本当に大人気でしたね。1989年は、和暦でいうと平成元年にあたりますが、まさに「平成元年を代表するハネモノ」と言っても過言ではないでしょう。

『パチンコ必勝ガイド』などの専門攻略誌なども発刊されてまだ間もない頃でしたが、特集が組まれたり、表紙になるほどの人気でした。

 そんな『魔界組』と数十年の時を経て再会できるなんて夢のようです。現在のパチンコ機ももちろん素晴らしいですが、昔のパチンコ機もやっぱり最高ですね。

(文=電撃しらっち)
<著者プロフィール>
業界歴30年。遊技機販売業など様々な業種を経験し、現在はライターとしての活動にも力を入れている。レトロパチンコ・パチスロの実戦記事や、業界関係者への取材記事も担当。羽根モノや一発台を特集するなど、オールドファンにも響く内容も積極的に作成している。

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