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元JRA藤田伸二氏「ルメールのせいで勝てなかった」10年越しの恨みを発散!? 騎乗停止になるも着順変更なしに不満、凱旋門賞(G1)前哨戦を前に怒りの回顧

元JRA藤田伸二氏「ルメールのせいで勝てなかった」10年越しの恨みを発散!? 騎乗停止になるも着順変更なしに不満、凱旋門賞(G1)前哨戦を前に怒りの回顧の画像1

 日本時間12日夜、フランスのパリロンシャン競馬場では凱旋門賞(G1)の前哨戦・フォワ賞(G2)が行われる。

 今年は日本からディープボンド(牡4歳、栗東・大久保龍志厩舎)が参戦。本番と同舞台だけに注目しているファンも多いだろう。

 数時間後に迫ったフォワ賞を前に10年前の出来事をつぶやいた人物がいる。JRA通算1918勝を誇る元騎手の藤田伸二氏だ。

「今日の夜は凱旋門賞の前哨戦が行われる」と自身のTwitterで切り出した藤田氏。10年前のフォワ賞を次のように振り返った。

「俺もフォア賞にヒルノダムールで挑み悔しくも2着

本番1番人気になるルメール騎乗のサラフィナと好勝負だった。

最後の直線で俺の馬にアタックしてきてバランスを崩した

ルメールは騎乗停止になったものの着順は変わらん

勝っていただろう
悔しい思い出だ!」(原文ママ)

 藤田氏とヒルノダムールがフォワ賞をステップに凱旋門賞挑戦を果たしたのは2011年。4歳を迎えたヒルノダムールはその春、天皇賞・春(G1)を7番人気で制し、ナカヤマフェスタとともに日本競馬界の悲願を達成すべく渡仏していた。

 4頭立ての少頭数で行われた前哨戦は、当時最強牝馬との呼び声も高かったサラフィナが1番人気。ヒルノダムールは最低4番人気と、その評価は決して高くなかった。

 レースは日本の2頭が好スタートを切ると、ナカヤマフェスタが逃げ、ヒルノダムールは3番手を追走し、サラフィナは最後方で末脚を温存。淡々としたペースで4頭は一列縦隊で進んだ。

 フォルスストレートを抜け最後の直線を迎えると、直線半ばで4頭が横一線に並ぶデッドヒート。外に進路を取ったヒルノダムールが鞍上のゴーサインに反応し、いったんは前に出た。しかしそのすぐ内の狭いところをこじ開け伸びてきたのがC.ルメール騎手騎乗のサラフィナ。最後は2頭の追い比べとなったが、短首差だけサラフィナが先にゴール板を通過した。

「レースは4頭立てでしたが、最後の直線は手に汗握る激しい追い比べだったのを覚えています。中継映像では分からなかったのですが、サラフィナが狭いところをこじ開けた際にヒルノダムールにタックルしたのでしょう。

レース後に藤田氏が『日本ではあのような狭いスペースに突っ込んでくることはない』とコメントを残していたのが印象に残っています。藤田氏のツイート通り、このときヒルノダムールがバランスを崩すほどの不利を受けていたのなら、本番(凱旋門賞)に多少なりとも影響があったのかもしれませんね」(競馬誌ライター)

 その後、中2週で本番を迎えた藤田氏とヒルノダムール。11番人気に評価を下げたナカヤマフェスタとは対照的に4番人気と評価を上げて大一番を迎えたが、パドックから激しく入れ込んでしまい、10着に敗れた。

 藤田氏にとって生涯唯一の凱旋門賞挑戦は悔しい結果に終わったが、その数年後に“因縁”のルメール騎手が日本に拠点を移したことで、2人による名勝負が何度も実現している。

 あれからちょうど10年、今年こそ日本競馬界の悲願はかなうだろうか。まずはディープボンドの走りに注目が集まる。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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