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JRA「鬼滅の刃」対決がターフで実現!? 大本命が惨敗もファンが興奮した理由

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 アニメ放映の効果なのだろうか……

 20日、中山競馬場で行われた2R・2歳未勝利戦は、M.デムーロ騎手が騎乗の3番人気サークルオブライフが出遅れのロスをものともしない快勝。単勝オッズ1.5倍の圧倒的な支持を受けたショウナンアメリアが9着に敗れる波乱となった。

 その波乱のレースで一際存在感を示したのが、柴田大知騎手が騎乗のミズノコキュウ(牝2歳、美浦・水野貴広厩舎)だ。

 昨年大ヒットしたアニメ「鬼滅の刃」を思い浮かべる馬名だが、JRAのHPによると名前の由来は、そのまま「水の呼吸」。まさに「鬼滅の刃」から名前を採用したことが推測される。

 一方、ミズノコキュウは好スタートを決めるも無理に先行せず、道中は6番手の位置から競馬。3コーナー付近からインコースを通って位置を3番手まで上げると、直線では渋太く伸びて3着を確保。12番人気で3着に好走した前走の新馬戦に続いて馬券圏内に入る活躍を見せた。

 鞍上の柴田大騎手は「根性のあるところを見せてくれました」と、振り返ったように直線では前が塞がる場面もあった。それでもめげずに伸びてきたところは「水の呼吸」の使い手である竈門炭次郎譲りだろうか。

 レース後には、ネット上のファンによって「ナイス騎乗!」、「ナイスラン!」といった人馬への激励コメントも……。

 また、それだけではなく「猗窩座撃破!」といったコメントも見受けられた。

 猗窩座(あかざ)は「鬼滅の刃」に登場する主人公・炭次郎の敵組織「十二鬼月」に属する鬼の名前である。確かに原作で猗窩座は「水の呼吸」の使い手である富岡義勇と炭次郎との死闘で消滅したが、なぜ競馬でいきなり猗窩座が登場するのだろうか。

 実は、このレースにアカザ(牝2歳、美浦・古賀史生厩舎)も出走していたのだ。馬名の由来は、「日本古来種の淡水魚」だが、「鬼滅の刃」に登場する言葉と同じ名前の馬が2頭同時に出走していた。

 そのアカザは15頭中14番人気とブービー人気だったが、道中2番手でレースを進め直線半ばまで先頭を走る見せ場を作っている。しかし、残り200mのところで中山の急坂の前に屈したか、後続の追撃に飲み込まれてしまった。

 極めつけはゴール直前だ。なんとアカザの横をミズノコキュウが走って追い込み捉えきったのだ。そのシーンはまるで水の呼吸の技で、ダメージを受ける猗窩座そのものに見えるファンもいたかもしれない。

 残念ながら、2頭とも敗れはしたが、お互い見せ場を作る見事な戦いを演じてくれた。いつの日か上のクラスで2頭が再度対決することに期待したい。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

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