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JRA菊花賞(G1)「前走がひどい競馬」横山武史が断ち切った迷いとは!? 最も強い馬タイトルホルダーが天国の父ドゥラメンテに捧ぐ追悼V

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 24日、阪神競馬場では激戦が繰り広げられたクラシック戦線の最終関門となる菊花賞(G1)が開催。皐月賞馬、ダービー馬が共に不在の一戦を勝利したのは、弱冠22歳の若武者・横山武史騎手とタイトルホルダー(牡3、美浦・栗田徹厩舎)のコンビだった。

 最も速い馬が勝つ皐月賞、最も運のいい馬が勝つダービーに対し、最も強い馬が勝つといわれているのが菊花賞。ライバル2頭がいなくとも、2着に5馬身差をつける圧勝を演じたタイトルホルダーは、その名の通りG1タイトルを手に入れた。

「前走がひどい競馬になってしまったのでリベンジという意味でも勝ちたいと思って挑みました」

 レース後のコメントでまず出て来たのは、致命的な失態を演じた前走セントライト記念(G2)での敗戦の弁。ゴール後に何度もガッツポーズをし、満面の笑みで勝利騎手インタビューに臨んだ横山武騎手としても、一生の思い出に残る菊花賞初制覇だったに違いない。

 距離が長いかもしれないと感じていた横山武騎手の懸念とは裏腹に、終わってみれば5馬身もの差をつけるワンサイドゲームだった。

「馬を信じてあげられなった自分が恥ずかしいです」と振り返りながらも、「ジョッキーはまったく余裕はなかったです(笑)」とおどけてみせた。

 フルゲート18頭で争われた“仁川の芝3000m”のレース。スタートしてすぐタイトルホルダーの勝利を予感したファンも少なくなかったかもしれない。

 ゲートが開くと一心不乱にタイトルホルダーを出していった横山武騎手に迷いはない。最内1番枠のワールドリバイバルも隙あらばと競り掛けるが、是が非でも行く構えをアピールするコンビの気迫に怯んだか2番手に引かざるを得なかった。

 “作戦通り”ハナを奪い切ったタイトルホルダーと横山武史騎手のコンビが刻んだラップもまた素晴らしい。

 前半の1000mを60秒0でまとめると、スローに落とした中間で十分に息を入れることに成功。再びペースアップした残り1000mをまとめて後続の追撃を許さなかった。メンバー最速タイの上がり3ハロンが34秒7に対し、タイトルホルダーも35秒1を駆使したのでは、後ろの馬が追いつけなかったのも仕方ない。

 守りに入ってしまったが故の安全策でパートナーの持ち味を殺してしまった前走の敗戦。後悔を残すくらいなら、今度こそ馬を信じて乗ってみようという覚悟が、この勝利を呼び込んだ。

「とにかく横山武史騎手の好騎乗に尽きます。中間の1000mでラップを緩めましたが、本人曰く『馬と喧嘩してまでペースを落とすくらいならリズム良く運んだ方が良いと思い』と絶妙な匙加減。天才的なペース配分だったと思います。

やはりセントライト記念で不甲斐ない結果に終わったことで迷いがなくなったのでしょう。その敗戦もあってか、後ろの騎手も最後まで持たないと油断していたフシが見え隠れします。スローに落としたタイミングで動いたのはセファーラジエルの鮫島克駿騎手くらいでした」(競馬記者)

 その名の通り名実ともにタイトルホルダーとなった人馬。この見事な勝利は、彼らの父にも触れなければならないだろう。

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