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JRAあわや「引退」の危機脱した関東のベテラン騎手に安堵!? すっかり“更生”した姿にファンは「どちらも捨てがたい」の声

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 関東のベテランである松岡正海騎手と北村宏司騎手の両名がついに復帰する。

 松岡騎手は海外や地方を含むG1・5勝。北村宏騎手もキタサンブラックとのコンビで優勝した菊花賞をはじめ、G1・3勝を挙げている関東の中堅的な存在だ。

 北村宏騎手は6月20日のユニコーンS(G3)でピンクカメハメハに騎乗した際、同馬がレース中に急性心不全を発症し、内によれてラチに激突。死亡するというアクシデントに見舞われた。

 その結果、北村宏騎手も内馬場のアスファルトに打ち付けられて右足を骨折。負傷した箇所が悪く、完治まで4カ月を要したが、2週前から調教にも乗れるまで回復を見せているのは朗報である。

「復帰を待ち侘びていたファンも多いでしょう。マスコミにあまり詳細を書かれたくないという事で、復帰時期については明言を避けていますが、近しい関係者には伝えているようです。

どうやら開催替わりの東京から騎乗する予定といわれていますね。まずは体の状態、感覚を見ながら数頭の騎乗に留めて、問題ないようなら徐々に増やしていくみたいです」(競馬記者)

 寡黙な北村宏騎手とは、真逆の性格と言っても過言ではない松岡騎手は、トレセンに姿を現すとマスコミが殺到。饒舌な彼の話を聞こうと、コメントを求めて多くの記者が集まった。

 昨年2月の東京で落馬負傷し、左大腿骨骨折で戦列を離れていた松岡騎手だが、デビューから念願のG1勝利まで苦労を共にしてきた相棒ウインブライトの香港の引退レースに騎乗しようと、昨秋に無理を押して復帰。しかし、普通に歩くのも辛くて足を引きずっていたほどで、当時から周囲は大丈夫かと不安視する声もあった。

「この無理が堪えたのか案の定、状態の悪化を招く事態となり、一時は命の危険にまで及んだそうで、本人も騎手引退を考えたほど……。加えて、プライベートでは離婚もして精神的にはドン底まで落ちていました。紆余曲折あって、かなり時間はかかりましたが、ようやく復帰が見えてきました」(同)

 今年3月に行われた蛯名正義騎手の引退式に松岡騎手は金髪で登場。ファンから「あれは誰だ」と話題を集めたこともあったが、今回はすっかり“更生”して黒髪でのお披露目だった。長髪を後ろで束ねた姿に「どちらも捨てがたい」、「これはこれでカッコいい」という声も出ていた。

 松岡騎手も調教騎乗は再開しており、北村宏騎手と同様に開催替わりの東京から復帰を予定しているとのこと。2人とも復帰2週目にあたる福島記念(G3)の騎乗依頼も舞い込んでいて、人望は勿論、さすがは実績のある人気ジョッキーだと感じさせられた。

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 特に北村宏騎手は、師匠である藤沢和雄調教師の管理馬コントラチェックで参戦を予定しているだけに気合いも入る。

 来年2月に迫った恩師の定年引退まで残り約4ヶ月。何とか大きいタイトルを取って恩返しをしたいという思いは強いだろう。性格的には真逆でも、どちらもファンの多い騎手であり、怪我のないようにこれからも長く乗ってもらいたいものである。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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