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JRA古川奈穂・永島まなみ「女性ジョッキー」は蚊帳の外!? 白熱する新人王争い、競馬界と“無縁”で育った2人はノルマ30勝以上を突破できるか

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永野猛蔵騎手 撮影:Ruriko.I

 今年3月にデビューした“ルーキーズ”の最多勝争いがデッドヒートしている。

 10月終了時点で25勝をマークしている小沢大仁騎手がトップを走り、続いて「タケゾー」こと永野猛蔵騎手が、わずか1勝差の24勝で追う展開となっている。

 10月23・24日に行われた先々週の競馬では、24日の東京8Rで永野騎手が勝利を挙げれば、同日の新潟9Rで小沢騎手も負けじと勝利。まさに一進一退の攻防をみせて、2人は24勝で並んでいた。

 そして先週は、30日の新潟2Rで勝利した小沢騎手に対して、永野騎手は未勝利。とはいえ永野騎手は31日の東京10R秋嶺S(3勝クラス)で、13番人気マローネメタリコを3着に導き、複勝1,320円を演出する“存在感”を見せている。

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 この2人を追いかけるのが、10月終了時点で18勝を挙げている角田大和騎手だ。ところが先々週は、12鞍に騎乗して未勝利。さらに先週は14鞍に騎乗して1着はおろか、2・3着も記録することができず、ここ2週間は白星を積み重ねることができていない。

 角田騎手といえば、言わずと知れた2世ジョッキー。所属する厩舎は、父・角田晃一調教師が開業した角田厩舎であり、デビュー直後は同厩舎の管理馬のほか、父と親しい間柄とみられる調教師や競馬関係者から、多くの騎乗依頼を得ていた。

 一方で、先に紹介した2人の新人ジョッキーは、角田騎手とは対照的。競馬情報サイト『netkeiba.com』の新人騎手を履歴書風に紹介する「わたしの履歴書」では、2人とも競馬とは縁のない家庭で育った旨が記されており、競馬関係者とは縁もゆかりもないまま、騎手を志してデビューした経歴を持つ。

 もちろん縁故関係が全てを左右するわけではないが、ここまでトップを争う2人の健闘ぶりは評価に値するだろう。騎乗数をみても、デビュー直後から同期ナンバーワンの騎乗回数を誇っていた角田騎手に対して、10月終了時点では小沢騎手が485回、永野騎手が492回と、角田騎手の437回を超える“逆転現象”を生んでいる。

 これと言ったコネクションを持たないまま、競馬界に入って1年目から騎乗数を勝ち取る理由は、新人最多勝争いを演じる2人の騎乗ぶりが評価されているからに他ならないはずだ。

 ちなみにJRA賞最多勝利新人騎手の受賞ルールには、平地および障害競走で30勝以上した騎手の中から選ばれるというルールがある。近年では2019年に斎藤新騎手が42勝をマークして受賞。しかし昨年は該当者なしと、寂しい結果となっている。

 11月に入り、今年もあと2ヶ月余り。果たして小沢、永野騎手のどちらが早く30勝を超え、さらに白星を積み重ねて最多勝利新人騎手の座に輝くか。もちろん角田騎手が競馬関係者を血縁に持つ“意地”をみせて、巻き返しを果たす可能性もある。藤田菜七子騎手以来の女性ジョッキー古川奈穂騎手や、永島まなみ騎手の活躍も話題の“ルーキーズ”の最多勝争いの行方を見守りたい。

(文=鈴木TKO)

<著者プロフィール> 野球と競馬を主戦場とする“二刀流”ライター。野球選手は言葉を話すが、馬は話せない点に興味を持ち、競馬界に殴り込み。野球にも競馬にも当てはまる「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」を座右の銘に、人間は「競馬」で何をどこまで表現できるか追求する。

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