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JRA天皇賞・秋(G1)は「平場」と変わらない!? プロは何故「G1で馬券を買わない」のか……大レースで起こっている珍事に注目

近年、秋競馬の「華」として大きな注目を集めた天皇賞・秋(G1)。今年も3歳のエフフォーリア、4歳のコントレイル、そして5歳のグランアレグリアと各世代の代表が激突し、まさに現役No.1決定戦という豪華メンバーが集結した。
?しかし、競馬はスポーツであると同時にギャンブルでもある。興行的な意味合いでは極めて高い注目を集めた今年の天皇賞・秋でも、果たして「馬券的な魅力」まで備わっていただろうか。
先述したグランアレグリアら3強が中心となった今年の天皇賞・秋だが、結果は実力通り3強がワンツースリー。三連複は3.5倍という堅い決着だった。
無論、そこに大きく投資する作戦もあったが、古馬初挑戦のエフフォーリアは力関係が不明瞭で、コントレイルは昨年10月の菊花賞(G1)以来、未勝利。グランアレグリアが2000mをこなせる保証はどこにもなかった。一見、鉄板に見えた大本命3強だが、それぞれに明確な死角が存在したのだ。
今回は、3頭すべてがそんな弱点を克服した結果となったが、そんな都合よく転がったとしても、三連複はわずか3.5倍……。
これらが示すことは、3強で決まるかどうかはわからなかったではなく、今年の天皇賞・秋は馬券的な魅力に乏しかったという事実だ。
実際に近年、G1レースがまったく荒れていないことをご存じだろうか。
今年は2月のフェブラリーS(G1)から、先日の天皇賞・秋まで合計16のG1レースが開催されたが、勝ち馬は安田記念(G1)のダノンキングリーを除き「すべて4番人気以内」である。これは今年に限った傾向ではなく、昨年は「24レース中16レースで1番人気」が勝利。穴党にとってノーチャンスのレースが相次いだ。

何故、このようなことが起こっているのかーー。それは、G1レースは一般ファンに与えられる「情報」が桁違いに充実しているからだ。
大多数の馬券購入者がインターネットで情報を集めるようになった昨今、各メディアも毎日のようにG1の取材を行い、あらゆる情報が一般ファンの手元に届けられるようになった。馬券投資とは即ち「情報戦」である。情報が揃えば揃うほど的中に近づくのは当然だ。
しかし、その一方で平場のレースはどうだろうか。
各メディアはG1の取材に忙しく、平場の取材はほんのわずか。必然的に一般ファンが把握できる情報も限られている。あまりに情報が少ないため、出走表だけ見て、ほぼ山勘で馬券購入に踏み切るファンも少なくない。
つまりG1レースと比較すれば、平場のレースは遥かに荒れやすい状況になっているということだ。そして、それこそがプロの馬券師たちの“狩場”でもあるのだ。
その名の通り、毎週のように万馬券的中を連発している『スマート万馬券』をご存じだろうか。
穴党のファンの中には知っている人もいるかもしれないが、年間的中1000本以上を掲げ、少額投資+的中重視という「馬券投資の理想形」として、現在登録者が激増しているのが『スマート万馬券』である。
馬券師スカウト部によって、全国から集められた有益なプロの馬券師たちが所属する『スマート万馬券』。結果を残せない馬券師が次々と淘汰されていくからこそ、生き残っている馬券師は必然的に高い信頼度を誇っている。
そして、彼等の多くが平場のレースで高額配当を連発している。特に、先月17日に行われた新潟最終レース(菅名岳特別)の的中は、大きな反響を呼んだようだ。

8番人気のセイクリッドゲイズが優勝し、2着に1番人気レプンカムイが絡んだものの、3着にも11番人気のルドンカズマが入線し、三連単が10万馬券となったこのレース。普通に馬券を買う上で11頭中8番人気の馬を三連単の1着に買うのは至難の業だが、彼らには明確な根拠があったようだ。
「はっきり言って、セイクリッドゲイズは当初見込みのない馬だと思っていました。兄のビーオールアイズは未勝利すら勝ち上がれずに障害に転向。この馬も未勝利を勝ち上がれずに、地方にチャンスを求めるなど非常に厳しい状況でした。
しかし、障害馬になった兄のビーオールアイズが4戦目で障害未勝利を勝ち上がると、今年8月の小倉サマージャンプ(G3)で8頭中7番人気を覆して3着に好走。そこで我々は『この血統は奥手なのでは』と注目するようになりました。
すると今度は、地方の園田で初勝利を飾ったセイクリッドゲイズが、JRAに戻っていきなり1勝クラスを勝利。3連勝を狙った今回の菅名岳特別でも人気がなかった本馬ですが、前走からわずか1か月にも関わらず馬体重を大きく増やして(+10kg)おり、明らかに奥手の血が開花しつつある絶好の狙い目でした」(スマート万馬券関係者)
また、セイクリッドゲイズが1勝クラスでシュルレアリストを下したことも、大きな強調材料になっていたという。
シュルレアリストはここ4戦2着、3着を繰り返しており、1勝クラスの壁にぶち当たっている馬だ。だが、実は4戦前に負けたスウィープザボードは次走のレパードS(G3)で2着、3走前に負けたフィニステールも昇級初戦の2勝クラスで3着と相手が悪かっただけの話。
そして、2走前に負けた相手がセイクリッドゲイズだったのだ。
「競馬には数多くの馬が走っており、下級クラスの中には『この馬に勝てたら上のクラスでもやれる』と判断できる、いわゆる“物差し”がいます。シュルレアリストはまさにその典型で、この馬を破ったセイクリッドゲイズが2勝クラスで戦えることは予想通りでした。
会員の方からは、相手(3着)に最低人気のルドンカズマを指名していたことも賞賛いただきましたが、『初ブリンカーは黙って買え』という鉄則は皆さんもご存じだと思うんですけどね(笑)。1番人気が2着だったにもかかわらず、10万馬券になってくれたのは我々にとっても嬉しい誤算でした」(同)
これだけ見込みのあった3頭の組み合わせだったにもかかわらず、なぜ10万馬券になったのか。
菅名岳特別は、阪神で秋華賞(G1)が開催された同日の裏開催、それも第3開場の新潟の最終レースである。必然的に各メディアが取り扱う情報は少なく、上記でスマート万馬券の関係者が語ったことの大半が、一般の馬券購入者まで届いていなかったからだ。
しかし、その一方でたとえ秋華賞であろうと、裏開催の最終レースであろうとも「馬券の配当」には何の違いもない。
つまり、「ライバル」である他の馬券購入者たちが豊富な情報を持っているG1レースと、ほとんど情報がなく山勘の勝負を強いられる平場のレースで、どちらが効率的に勝ちやすいかーー。
プロ馬券師が集う『スマート万馬券』は、そんな当たり前のことを理解しているからこそ、年間1000本を超える的中実績を達成しているわけだ。

なお『スマート万馬券』は現在、会員募集を行っており、登録者には週末の重賞の買い目が「無料」でプレゼントされるという。会員になる登録費や会費も無料という、ファンに優しいプランなので、プロ馬券師の実力にあやかりたい人はぜひとも参加すべきだろう。
※本稿はPR記事です。
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