いよいよ出玉の封印が解かれようとしている。2021年12月、大都技研のグループ企業・サボハニによる『秘宝伝 解き放たれた女神』がホールに降臨する。

『秘宝伝』シリーズは『押忍!番長』シリーズや『吉宗』シリーズなどと並ぶ大都技研における看板シリーズのひとつで、初代『秘宝伝』は4号機時代の2006年にデビューした。成立したボーナスは一旦、内部に貯蓄されるストック機で、ボーナス放出契機は「高確率」。この高確率へは主にチャンス目を機に移行し、継続中は小役非成立時にST解除抽選、即ちボーナス抽選が行われる。

　高確率中にボーナスを引き当てると「伝説モード」移行のチャンスを迎え、移行後は高確率当選率が大幅アップ。伝説にはショート、ロングの2種類があり、通常への転落割合が優遇されるロング移行時はボーナス連打に大きな期待が持てる。

　このシリーズ最新作『秘宝伝 解き放たれた女神』は、AT「秘宝RUSH」が出玉トリガー。通常時は周期で「秘宝ボーナス」の当否がジャッジされ、秘宝ボーナス後に移行するCZ「伝説ロード」中はAT「秘宝CHANCE」抽選が行われる。

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　秘宝CHANCEは10G＋αor20G＋αで、ベルナビ獲得で宝箱を開放。その後の「お宝ジャッジ」で「高確率」移行の可能性があり、移行後は演出成功で秘宝RUSHへ突入するといった流れだ。

　この高確率は15Gor30Gor無限の3パターン。移行後は秘宝RUSH突入率の大チャンスで、継続中はお馴染みの期待度示唆演出が多発すると思われる。

　また、伝説ロードと秘宝CHANCEにはループ性がある模様。たとえ失敗しても再度、高確率移行へ挑める可能性があるわけだ。

　秘宝RUSHは差枚数管理型で、消化中はチャンス役成立で枚数上乗せや秘宝ボーナス当選に期待。5号機『秘宝伝』シリーズと同じく上乗せに特化した仕様で、終了後はセット継続もあるようだ。

　加えて、本機は「超秘宝RUSH」と呼ばれる上位ATもあり、ひとたび突入すれば超高確率でエンディングへ到達する模様。そのイケイケ感は6号機屈指と言っても過言ではないだろう。