「思い出深いマシン」を取り上げる本コラム。今回は、パチンコメーカー「高尾」お馴染みの美少女シリーズ『CR学園黙示録 HIGH SCHOOL OF THE DEAD 217Ver.』について書いていきたい。

■大当り確率：1/217.7 → 1/21.7
■賞球：4＆1＆4＆3＆10
■大当り出玉：約540個（6R） or 約450個（5R） or 約360個（4R） or 約270個（3R）
■確変突入率：50%/転落まで（ヘソ）、100%/転落まで（電チュー）
■転落確変：1/144.9
■リミッター：8回
■時短連チャン率：約36.9%
■電サポ：100回転 or 次回まで or 転落まで
○○○

　通常時3・7図柄揃いで突入する5R確変「ハイスクールボーナス」は、ラウンド終了後に電サポ100回の確変「奴RUSH」突入濃厚となる。3・7図柄以外の大当りでは、「バトルボーナス」に突入し、「奴ら」に勝利することができればRUSHに突入だ。

　 奴RUSHは、転落確率「1/144.9」を引く前に大当り確率「1/21.7」の当りを射止めて出玉を増やしていくゲーム性である（最大リミット8回まで）。転落抽選搭載機とはなるものの、確変中の大当りが軽いためリミット到達の方が多くなりやすい傾向にある。さらに、時短で引き戻すことができれば、奴RUSHに再突入。一撃性能も十分に秘めているのだ。

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■パチスロ「超変則設定」マシンを攻略へ…注目要素は「小役出現率」と「特定演出」発生割合!!

　筆者も何度か実戦に挑んだが、初打ちでリミット8回まで到達できたのは今でもよく覚えている。RUSH継続率が90%オーバーと非常に高い上に、引き戻しが「約36.9%」と非常に優秀なスペックと言っても過言ではないだろう。

　通常時の演出は現行機に比べると比較的シンプル。個人的な意見にはなるが「あっさり当る」こともあれば、「こんだけ熱いの絡んだら当るやろ」って思う展開でも普通に外れたりすることもあった印象だ。この辺りの演出バランスは捉え方次第になるだろう。

　本機はまだ稼働中（2022年1月撤去予定）ではあるものの、全国的に見れば設置しているホールは限りなく少ない。実戦するのは難しそうだが、引退する前に打ちたいと思っている1台である。

（文＝ひろ吉）

<著者プロフィール>

　IT業界の世界に興味を抱き、iPhoneアプリの開発を4年程経験。その後、WEBマーケティングの知識や経験を重ねてきた。パチンコ・パチスロのヘビーユーザーであり、機種のスペック等の研究に時間を注いでいる。現在はパチMAXにて、パチンコやスロットの考察記事・実戦記事をメインに作成中。自身が好む低純増・低ベース機の動向にも注目している。