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JRAキラーアビリティ勝利「最大の被害者」は福永祐一!? ホープフルS(G1)で重賞「89連敗」岩田望来はサトノヘリオスでも大惨敗

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 28日、中山競馬場で開催されたホープフルSは、泣いても笑っても今年最後となる中央のG1だ。

 来年のクラシックを占う芝2000m戦で見事な勝利を挙げたのは、横山武史騎手とキラーアビリティ(牡2、栗東・斉藤崇史厩舎)のコンビ。直線3番手から抜け出すと、2着ジャスティンパレスに1馬身1/2の差をつけて2歳チャンプに輝いた。

 また、今回初騎乗ながらパートナーをG1馬に導いた横山武騎手の好騎乗も、初重賞となったG1挑戦で最良の結果をもたらしたといえる。26日の有馬記念(G1)をエフフォーリアで制した2日後に、再びG1を制覇という荒業をやってのけた若武者の勢いは止まりそうにない。

 これがレース初騎乗だったが、「2週連続で調教に乗せていただき、走る馬と感じていました」と触れているように事前の感触はしっかり確かめていた。「エフフォーリアも強かったけど、この馬も強かったです」と評した素質馬に「気持ちだけで走っているところもあるのでオンとオフがはっきりしてくれば、もっともっと走れる馬だと思います」と今後の活躍にも太鼓判。次走でもコンビ継続が濃厚だろう。

 今年最後にG1・5勝目を加えた横山武騎手だが、そんな伸び盛りの若手騎手に対し、心中複雑かもしれない騎手が2人ほどいる。

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岩田望来騎手 撮影:Ruriko.I

 1人目は、近2戦で手綱を任されていた岩田望来騎手で間違いない。C.ルメール騎手でデビュー戦を5着に敗れていた馬を、7馬身差の勝利に導いたのが8月小倉の未勝利戦。これを評価された萩S(L)では、単勝1.5倍の大本命として挑んだものの、川田将雅騎手の2番人気ダノンスコーピオンの前にクビ差の2着に惜敗した。

 これが決定打となったのか、キラーアビリティ陣営は、ホープフルSで福永祐一騎手への乗り替わりを発表。岩田望騎手は同期の騎手に比して、馬質に恵まれた環境にもかかわらず「重賞を勝てない」ことをクローズアップされることも増えつつある。それだけに、鞍上強化を決断されてもやむを得なかったか。

 しかし、幸運にもサトノヘリオスという新パートナーを得て挑んだ結果も3番人気で13着に大敗してしまった。一度失った重賞勝ちのチャンスを再び手にしながらも、生かせなかったことは痛恨だ。

 また、福永騎手は当初、ホープフルSでキラーアビリティに騎乗を予定していたが、香港スプリント(G1)でピクシーナイトに騎乗した際に落馬。左鎖骨骨折の診断を受けたため、現在は戦線を離脱している。後のG1馬とのコンビが決まっていながら、チャンスを逃がしてしまったことは非常に勿体ない。

「岩田望騎手の場合は、デビューからの重賞成績がこれで89連敗目ということもあり、そういう意味では乗り替わりも仕方ない部分があります。

結果がすべての世界ですから、場合によっては今後の騎乗依頼にも影響しそうです」(競馬記者)

 自身が重賞を勝てなかったアンドラステも、川田騎手に鞍上強化された途端にあっさり勝利。そして今回も横山武騎手でキラーアビリティが勝利と、「格の違い」を見せつけられてしまった。

 ただ、福永騎手に関しては、「自分で蒔いた種」ではなく被害に遭っての落馬。横山武騎手が、G1勝ちという最高の結果を残した後だけに、来年のクラシック候補から再び騎乗依頼をもらえるかどうかは難しいところだ。

(文=高城陽)

<著者プロフィール>
 大手新聞社勤務を経て、競馬雑誌に寄稿するなどフリーで活動。縁あって編集部所属のライターに。週末だけを楽しみに生きている競馬優先主義。好きな馬は1992年の二冠馬ミホノブルボン。馬券は単複派で人気薄の逃げ馬から穴馬券を狙うのが好き。脚を余して負けるよりは直線で「そのまま!」と叫びたい。

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