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パチスロ「店員が電源を立ち上げると、ほどなく告知音が…」~4号機名機伝説~ 『ザンガスⅠ』後編【アニマルかつみの回胴青春時代Vol.78】

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 1993年秋。某攻略情報誌のスキャンダラスな記事に激怒したメーカーがマスコミを一切シャットアウトしたため、はるばる北九州は小倉まで遠征しての取材を行うハメになってしまった、大東音響の4号機第1弾『ザンガスⅠ』。

 担当編集のルーキー酒井、データ取り集団「ショッカー」でリーダーをつとめる攻略ライターのどばどば浩司らとともに早朝の羽田を飛び立ち、福岡空港から地下鉄と新幹線を乗り継ぎ小倉駅に降り立ったのが、午前9時ちょい前だったか。

 駅前のハンバーガー店で慌ただしく朝食を摂ったのち、情報にあったホールへタクシーで向かうと、すでに開店を待つ地元の常連客たちで人だかりができていた。

 日本屈指の重工業都市である北九州。その「首都」である小倉は、なかなかパンチの効いた街だと伺っていたが、確かに先客たちの顔ぶれは、なかなかものだった。よそ者とバレないよう、我々は会話も控えめに小さくなって開店を待った。

 10時の時報とともに入り口のガラス扉が開き、先客たちに続いて入店。「全国初登場」のプレートが誇らしげに飾られた『ザンガスⅠ』のシマは、すでに先客たちで満台寸前な状況だったが、それぞれになんとか空き台を確保した。

 さっそく実戦を開始…しようと思った矢先、「異変」に気づく。台が真っ暗、すなわち電源がオフられていたのである。

「…あ、そっか。そういうことか」

 気を取り直し、シマの様子を観察。すると、着席している客が千円分のメダルを借りたのを確認した店員が1台ずつ台のドアを開け、電源をオン。それを端から順番に繰り返していた。

 しばらくすると、電源を立ち上げたうちの何台かが、「ピロピロピロピロ~♫」と鳴り始めた。モーニングである。

 残念ながら自分たちの台はいずれも「無音」からのスタートだったが、気を取り直して実戦を開始。

 頭の中でゲーム数をカウントしつつ、小役が入賞するたびにメダルを傍らの目立たぬ位置に積み上げ、ひたすら黙々とプレイに集中した。

 ボーナスや小役のデータは、サンプルがいくらかたまったところで席を立ち、トイレの個室や店の外でメモった。この遠征取材に限らず、当時はそれがアタリマエだった。

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