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「癖馬職人」池添謙一が魅力のメイケイエールはここが試金石! 元JRA藤田伸二氏も“賛辞”の好相性でカレンモエとの牝馬対決【シルクロードS(G3)展望】

「癖馬職人」池添謙一が魅力のメイケイエールはここが試金石! 元JRA藤田伸二氏も賛辞の好相性でカレンモエとの牝馬対決【シルクロードS(G3)展望】の画像1
メイケイエール 撮影:Ruriko.I

 30日(日)、中京競馬場ではシルクロードS(G3)が行われる。春のスプリント王決定戦、高松宮記念(G1)と同じ舞台ということで、本番に直結する可能性があり注目度も高くなりそうだ。

 人気を集めるのはメイケイエールとカレンモエの牝馬2頭だろう。ただし、安定感には欠けるが一発の魅力にあふれるメイケイエールに対し、まさに正反対なのがカレンモエと、両馬の性質は大きく異なる。

 まずはメイケイエールから見ていこう。

 2歳~3歳春にかけて、1200m、1400m、1600mの各距離で重賞を勝利しているメイケイエール(牝4歳、栗東・武英智厩舎)だが、爆発力を秘める一方で気性に大きな課題を抱えている。

 それは、とにかく前半から全力を出そうと行きたがってしまうところだ。これまで武豊騎手と横山典弘騎手という百戦錬磨のベテランジョッキーが騎乗してきたが、制御するのに手を焼いてきた。

 横山典騎手とのコンビで臨んだ昨春の桜花賞(G1)はシンガリ18着に敗退。距離を2ハロン短縮して臨んだキーンランドC(G3)は武騎手に手が戻ったが、やはり抑えが利かず7着と人気を裏切った。

 そこで白羽の矢が立ったのが“癖馬”の矯正に定評がある池添謙一騎手だった。

 7番人気まで評価を落として臨んだのはスプリンターズS(G1)。スタートで遅れると、外に逃避・斜行し、タイセイビジョンなどの進路を妨害。レース後には平地調教注意を受ける羽目になった。

 それでもその一戦でポテンシャルの高さは見せた。序盤に他馬に迷惑をかけた以降は池添騎手もなんとか制御に成功し、7番手で4コーナーへ。前の馬に有利な馬場と展開ながら、直線でしぶとく脚を伸ばし、大健闘といえる4着に入った。

 このときYouTubeでレースを生配信していた元JRA騎手の藤田伸二氏は、「いい意味で勝ちにいっていない。馬に勉強できるレースができたんじゃないかな」と、池添騎手の騎乗に賛辞を送っていた。藤田氏の言葉通りなら今回は人馬ともに前走の学びをここで生かしたいところだろう。

 池添騎手は1週前追い切りにも跨がり「雰囲気は良く、馬場入りの時は落ち着いていたし、他の馬が追い抜いていっても我関せずといった感じだった」と状態の良さを『日刊スポーツ』の取材で明かしている。池添騎手が施した“教育”の成果を見せることはできるだろうか。

 一方、メイケイエールにはない安定感を持っているのが父ロードカナロア、母カレンチャンという良血馬カレンモエ(牝6歳、栗東・安田隆行厩舎)だ。

 20年9月に3勝クラスを突破。昇級後も重賞で常に人気を背負ってきたが、勝てないまま明けて6歳となった。これまでスプリントG3では3戦連続で2着。1着馬との差はクビ、ハナ、クビと、いずれも惜敗続き。前走セントウルSは初のG2だったが、3番人気で、自己ワーストとなる5着に敗れた。

 前走後は左肩に軽度な捻挫があり、スプリンターズSを見送っていたが、ここで戦列に復帰。集大成の6歳春へ向けて始動する。

 一頓挫あったが、秋に無理をさせなかったことはプラスに働きそうだ。20日の1週前追い切りは栗東坂路で49秒8-11秒9を計時。これはこの日の一番時計で、その充実ぶりが光る。

 今度こそ重賞初制覇を果たし、両親が相まみえたスプリントG1の大舞台にたどり着きたい。

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