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JRAインティで参戦の武豊も「ハッとした」16年前のフェブラリーS(G1)、引退した名伯楽が取った驚きの選択とは

「栗東トレセンでカネヒキリの追い切りに騎乗しました。ダートのG1、フェブラリーSの追い切りなのに、選択したコースは芝。角居調教師の意見は『速い時計の決着になるでしょうから、少しでもそれに近いところで追い切っておきたい』ということでした」(2006年2月15日)

 昨年2月いっぱいで勇退した名伯楽が選んだ予想外の追い切りメニュー。それはダートG1直前に本命馬が芝コースで追い切るという異例のものだった。これに驚きを隠せない様子の武騎手だったが、日記には続きがあった。

「併せ馬はハットトリックと、デルタブルース。いまのこの厩舎の勢いを感じさせる豪華な組み合わせではありませんか。その2頭に楽々と先着ですから動きはよかったです。これならスタート地点から少しの間だけ芝の部分を走らなければいけない今回の条件でも、と思いたくなります。と、ここまで書いてハッと思い当たりました。角居調教師はボクにそういう自信をつけるために芝コースでの追い切りを選択したのかもしれないなと」(同)

 武騎手はなぜ最終追いが芝だったのかを自分なりにかみ砕き、レースでは1着という満点回答で応えてみせた。名伯楽とレジェンド騎手が見せた究極の化学反応がこのレースだったのかもしれない。

 あれから16年。今年武騎手がコンビを組むインティは8歳を迎え自在性も身につけた。それだけに鞍上の考え次第で運命は大きく左右するだろう。果たして今年の武騎手はどんな作戦で臨むのだろうか。

(文=中川大河)

<著者プロフィール>
 競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。

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