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JRA 藤沢和雄厩舎最後の大物を引き継いだ厩舎に漂う「不安要素」、サウジで圧勝ダンシングプリンスでもクリア出来なかった「障壁」

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 競馬界にとって、2月は別れの季節。2月28日付で7名の調教師が引退を迎え、競馬史に残る名馬を育て上げた名伯楽たちが一線を退いた。

 これに伴い、各調教師の管理馬は後進に引き継がれる。中でも通算1570勝の功績を残した名門・藤沢和雄厩舎からは46頭が転厩となり、うち33頭が新規開業の蛯名正義厩舎へと引き継がれることが発表されている。

 元JRA藤田伸二氏が藤沢和雄師との “絆”を回想

 やはり名調教師の下には素質馬が揃うだけに、今後の飛躍が期待される有望株も多く在籍していた中で、「元・藤沢和雄厩舎」で特に大きな注目を集めそうな目玉候補といえば宮田敬介厩舎に移籍の決まった3歳牝馬ラスールだろう。

 父キタサンブラック、母サマーハということでシャケトラの半妹にあたる同馬は、昨年10月東京の2歳新馬戦でデビュー。スタートではやや出遅れ気味ながら、最内から逃げた馬の後ろで好位を追走すると、逃げたアイキャンドウイッが2着、2番手で進めたロジレットが3着に粘り込む展開のなか、その間を割るようにして前を捕らえて3馬身1/2差をつける快勝。先行しながらマークした上がりの「34.0」は、2位に0.7秒差をつけるハイパフォーマンスだった。

 この結果を受けて、2戦目となった年明け1月シンザン記念(G3)では、1戦1勝馬ながら単勝1.8倍の圧倒的支持を受ける。

 しかし、ここでもスタートで遅れると、道中は馬群の内で頭を上げるようなシーンも……。4角から直線では前が詰まる厳しい位置取りになったこともあり、7着に敗れてしまった。

 それでも、2月東京の3歳1勝クラスでは、新馬勝ちの府中マイルに戻って単勝1.5倍の支持に応える完勝。牡馬混合戦ながら2着には2馬身差をつけ、さらに2着から3着の間も3馬身1/2差ということからも、この馬が世代上位のポテンシャルを持っていることがよく分かる。

 そして、この期待馬を引き継ぐことになったのが、開業3年目の宮田調教師だ。厩務員や調教助手として美浦・栗田博憲厩舎や美浦・田島俊明厩舎、美浦・国枝栄厩舎でキャリアを積んだ期待の若手で、国枝厩舎ではあの歴史的名牝・アーモンドアイにも携わり、技術調教師としてドバイ遠征にも帯同している。

宮田厩舎の特徴とは

 シルクレーシングやキャロットファーム、サンデーレーシングなど、ノーザンファームとの結びつきが強い管理馬が多くを占め、昨年は開業初のG1挑戦がグレートマジシャンで挑んだ日本ダービー(G1)だったことでも話題を集めた。

 今年の成績は5勝で、リーディングで見ると上位には入っていないものの、勝率16.7%は全体10位タイという上々の数字だ。さらに、昨年12月に中山競馬場で行われたカペラS(G3)をダンシングプリンスで制して重賞初勝利を挙げると、同馬は現地時間2月26日にサウジアラビアで行われたリヤドダートスプリント(G3)も優勝。海外重賞初勝利も掴んで、勢いに乗って3月を迎えている。

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