実にディープな『家スロ、家パチ』の世界。今回は過去記事にて登場したnao氏（@nao51274376）と並び四国でも1、2を争うといわれる超絶マニア『塩設定』氏をご紹介。

ブーム到来「家スロ」の注意点。購入は？知っておきたい内容とは…

　塩さんのパチスロ歴は20年以上にもなりますが、その出会いは突然！18歳になったある日のこと。両親に連れられ西陣の名機『春一番』を当るまで打たされたのがきっかけだそうです（ご両親は当時席巻した春一番の攻略法でも試していたのでしょうか？）。

　その半年後には地元のパチンコ店でバイトを始め、自分の意思で初めて打ったパチンコ台がニューギン『7ショック』、スロは山佐『ニューパルサー』だったそうです。

　そのニューパル実機を一気に3台も購入したのが約20年前のこと。その時は、しばらく遊んだ後に放置していたそうなのです。しかし、マイホームを建てたことから収集熱が再燃。アクロスの爆裂5号機『沖ドキ』で連勝したことが、塩さんの運命を変えることになるのです。

　その連勝で増えた資金をコツコツと家スロ収集に投入し、現在では所持台数もスロが約150台、パチが10数台とのこと。実質的には沖ドキ時代からの収集なので、短期間でかなりの台数を集められたようです。

　自宅の部屋3つとクローゼットが保管庫で、主な入手先がリサイクルショップというのもちょっと他の方とは一線を画しています。しかし最近は、レトロブームにおける家庭用遊技機の価格高騰もあり収集も容易ではないようです。

　そんな塩さんが注力していたのが、旧アルゼ、ユニバーサル系のパチスロ機。特に4号機の『タコスロ』や『クランキーコンテスト』はホールでよく打っていたこともあり、即購入したそうです。

■目指せ！ハネスロリラックマの所持台数世界一！

　中でも一番のお気に入りがオーイズミの5号機『ハネスロ リラックマ』（2011年）。甘デジライクなパチスロと謳っていただけに、当りやすく目押しも不要で実に可愛らしいパチスロでしたね。セールス的には不振でしたが…。　

　そんなリラックマなだけに市場にもモノは非常に少なく、集めるのにも苦労されたそうです。そうやって何年もかけやっとの思いで集めた5匹のリラックマ達は、塩さんの子供達も気に入ってくれた様子。とてもほんわかするエピソードですね。

　現在も収集の傍らパチンコ店での遊技も楽しんでおられる塩設定さん。可能な範囲でしっかりと面白い6号機を開発されているメーカーさんを絶賛応援中だそうで、パチンコ業界に貢献したいというお気持ちも忘れていません。

　しまなみ海道や瀬戸大橋を渡り、遠路はるばる岡山の山佐直営店『エンドレス』まで足を運ぶこともしばしば。すごい情熱です。

　そんな塩設定さんのTwitterを少しだけでも覗いて見てください。新しい世界が待っているかも知れませんよ。

　目指せ！ハネスロリラックマの所持台数世界一！（たぶん既に世界一かな？）

　【塩設定さんのTwitterリンク】

（文＝電撃しらっち）

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