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JRA「超VIP待遇」横山武史に見る外国人ジョッキー崇拝主義の幻影。絶対王者ノーザンファーム「急接近」も春G1開幕前の今が大事な理由

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JRA横山武史「超VIP待遇」に見る外国人ジョッキー崇拝主義の幻影。絶対王者ノーザンファーム「急接近」も春G1開幕前の今が大事な理由の画像1
アサマノイタズラ 撮影:Ruriko.I

 4日、昨年のセントライト記念(G2)を勝ったアサマノイタズラ(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)が、横山武史騎手との新コンビで日経賞(G2)へ向かうことがわかった。

 相棒エフフォーリアも“不安顔”!?

 アサマノイタズラといえば、セントライト記念勝ちの他にもスプリングS(G2)で2着するなど、現役屈指の中山巧者として知られている。近走こそ有馬記念(G1)、AJCC(G2)を連敗しているが、同じ中山の日経賞ならチャンス十分の存在といえるだろう。

 それにしても、またまた「横山武史」である。

 横山武騎手といえば先日、2019年の阪神ジュベナイルF(G1)など重賞4勝を誇るレシステンシアとの新コンビで、高松宮記念(G1)へ向かうことが発表されたばかり。昨年エフフォーリアとのコンビで大ブレイクした注目のジョッキーといえるが、今の競馬界の“人気No.1ブランド”は「間違いなく横山武騎手」と言えるだろう。

 その異常な人気ぶりは、今年の重賞レースの騎乗馬を見ても明らかだ。

 1月の中山金杯(G3)で幕を開けた横山武騎手の重賞挑戦だが、先週の中山記念(G2)まで合計9鞍に騎乗。その内、前走も横山武騎手が騎乗していたのは、中山記念のアドマイヤハダルのみ。他はすべて乗り替わりでゲットしたチャンスというから驚くほかない。

 それも乗り替わりの8鞍すべてがテン乗り。つまりは過去に横山武騎手が1度も騎乗したことがない馬である。逆にいえば、陣営は前走の騎手を含め数多の選択肢がある中から、横山武騎手をチョイスしているのだ。

 ちなみにこの現象は、今週末に騎乗するチューリップ賞(G2)のナミュール、弥生賞(G2)のメイショウゲキリンにも同様のことがいえる。さらには冒頭で紹介したアサマノイタズラも、レシステンシアも横山武騎手は過去に1度も騎乗したことがない。

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横山武史騎手 撮影:Ruriko.I

■まさに今、競馬界は「迷ったら横山武史」といった状態?

「今の横山武騎手に起こっている現象は、短期免許で有力な外国人騎手が来日したときにちょっと似ていますね。よく日本の競馬界は『外国人ジョッキー崇拝主義』なんて言われますが、一流の実力があるものの、まだ騎乗馬がそれほど固まっていないことが人気になる最大の理由です。

特にこれまでO.マーフィー騎手やD.レーン騎手といった有望な外国人騎手が来日するたびに、超が付くようなVIP待遇で“囲い込んできた”のが社台グループ。新型コロナウイルスの影響で外国人騎手がなかなか来日できない状況は社台グループにとっても頭が痛いところですが、そこに現れたのが大ブレイクした横山武騎手といったイメージではないでしょうか」(競馬記者)

 実際に、先週までの横山武騎手の重賞騎乗馬9頭の内、5頭が社台ファーム、もしくはノーザン系ホースクラブの所属馬。さらにノーザンファーム生産まで広げると、該当しないのは東京新聞杯(G3)のトーラスジェミニただ1頭しかいない。

 つまり、社台グループにとって今の横山武騎手は、来日が叶わない外国人ジョッキーの代わりのようなものなのかもしれない。特にエフフォーリア、キラーアビリティに加え、ナミュールやレシステンシアも所属するキャロットファームとは蜜月関係になりつつある。

 ただ、この状況に複雑な心境の人間もいるようだ。

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