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JRA 2度も「強奪」被害にあった騎手がリベンジマッチ!? パートナーはかつてC.ルメールも認めたコントレイル世代の「素質馬」

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 先週から春のクラシックに向けたトライアルが本格的にスタート。さらに今月末の高松宮記念(G1)を機に大阪杯(G1)、桜花賞(G1)、皐月賞(G1)とファンにとって待望の春G1シリーズが幕を開ける。

 その状況下で白熱しているのが、ジョッキーたちによる鞍上の座をかけたバトルだ。昨年末はコントレイル、グランアレグリアなどのG1を彩ったスターホースが続々と引退。それゆえ、主戦を任されていた福永祐一騎手やC.ルメール騎手らトップジョッキーとて、G1に必ず参戦できる保証はない。

 そんな中、ライバルたちを差し置いて、騎乗馬を比較的確保しているのが美浦の横山武史騎手だ。

 2022年春G1の主役は「4戦連続1番人気」濃厚のあのジョッキー

 横山武騎手は高松宮記念ではレシステンシアに初騎乗することがほぼ確定で、大阪杯は昨年のブレイクを後押ししたエフフォーリアも控えているなど馬質はまさにトップクラス。仮に春のG1を全勝することがあっても驚けないようなラインナップだ。

 一方、横山武騎手に馬が集まるということは、当然ながら自身のお手馬を奪われてしまったジョッキーも存在する。その1人が同じ美浦の嶋田純次騎手だ。

嶋田騎手とアサマノイタズラ

 嶋田騎手は昨年のセントライト記念(G2)を制したアサマノイタズラ(牡4歳、美浦・手塚貴久厩舎)の主戦だった騎手。しかし、そのセントライト記念では田辺裕信騎手に乗り替わることとなり、替わった途端に重賞を初勝利してしまう憂き目に遭っていた。

 ただ、田辺騎手が年初のAJCC(G2)で騎乗できないことが判明し再び嶋田騎手にチャンスが回ってきたが、結果は惜しくも4着。次走予定の日経賞(G2)で横山武騎手に替わることが分かり、嶋田騎手は再び降板することになってしまった。

 嶋田騎手とアサマノイタズラのコンビでは7戦して、スプリングS(G2)で2着に入るなどの見せ場はあったものの、勝利は未勝利戦のみ。実績で上回る他の騎手が起用されたのもやむを得ないか。

 だが、嶋田騎手に三度目のチャンスが巡って来たのが、今週末の13日に中山競馬場で行われる東風S(L)だ。同騎手の師匠が管理するワーケア(牡5歳、美浦・手塚貴久厩舎)で参戦を予定している。

かつてのクラシック候補ワーケア

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 本馬は俗に言うコントレイル世代のクラシック候補の1頭に数えられた素質馬だ。デビュー2連勝を決めた後に、ホープフルS(G1)3着、弥生賞ディープインパクト記念(G2)2着と世代上位の力を示した。

 だが、弥生賞を境に馬券に絡むどころか掲示板すら確保できない苦境が続いている。4歳の昨年にいたっては、7月の七夕賞(G3)のみとレースへ出走することすら難しい部分を見せている。だが、走る態勢が整った今回、鞍上に抜擢されたのが、手塚師の愛弟子の嶋田騎手というわけだ。

「ワーケアの調教には何度も跨ってきた嶋田騎手ですが、実戦では初騎乗となります。近走は不振に陥っていますが、かつてはあのルメール騎手が日本ダービー(G1)のパートナーに選んだ馬です。上手く嚙み合えば一発あってもいいでしょう。

また、今回の東風Sには自身に替わってアサマノイタズラに騎乗したことのある田辺騎手や月末に乗る予定の横山武騎手も居合わせます。是非ともワーケアで2騎手にギャフンと言わせるようなレースにしてほしいですね」(競馬誌ライター)

 ワーケアにとっては仕切り直しの一戦、嶋田騎手にとってはリベンジマッチとなる今回。果たしてどのようなレースをしてくれるのか注目だ。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

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