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JRA池添謙一と浜中俊の「代打伝説」と「炎上劇」の始まり。あまりに残酷だった運命の分岐点から5年、リベンジの舞台は整ったか

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池添謙一騎手 撮影:Ruriko.I

 3月も半ばに入り、いよいよプロ野球の開幕が近づいている。昨年は共に前年6位だったヤクルトとオリックスが優勝という波乱の結果だっただけに今年も激戦が期待されるが、数多くの勝負のカギを握っているのが「代打」である。

「もういいでしょう」はここから始まった

 実際に、セ・リーグを制したヤクルトでは「代打の神様」川端慎吾選手が大活躍。勝負強い打撃でチームを優勝へ導き、本人も年俸150%アップ(推定)を手にした。

 今の競馬界で「代打の神様」といえば、やはり池添謙一騎手だろう。

 三冠馬オルフェーヴルなどのコンビで数々のG1を制し、驚異的な勝負強さを見せつけた池添騎手だが、一昨年の安田記念(G1)、そして2019年のマイルCS(G1)と、ここ直近2度のG1制覇が共に乗り替わり。ぶっつけ本番の“一発回答”を続け「代打・池添」はファンだけでなく、関係者にも定着した。

 そんな池添騎手の「代打伝説」の始まりとなったのが2017年の桜花賞(G1)だ。だが、逆に当時の浜中俊騎手にとってまさに悪夢の只中だったに違いない。

「1週前の追い切りで初めて乗りました」

 レース後、見事な“代打ホームラン”を決めた池添騎手がそう振り返った通り、優勝馬レーヌミノルの乗り替わりはまさに急転直下だった。

 浜中騎手とのコンビでデビューしたレーヌミノルは、小倉2歳S(G3)を6馬身差で圧勝。阪神ジュベナイルF(G1)でも3着し、前走のフィリーズレビュー(G2)では単勝1.8倍の1番人気に推されるほどの強豪だった。


浜中騎手「2人の恩師」の思いを台無しに

 しかし、ここで浜中騎手を悪夢が襲う。最後の直線で先頭に立ったものの、ゴール前で急激に斜行……。結果的に騎乗停止となってしまったのだ。

 ここまでなら、競馬では珍しい話ではない。実際に池添騎手が代打で優勝した前述のマイルCSは、主戦の福永祐一騎手の騎乗停止から巡ってきたチャンスだった。

 だが当時の浜中騎手は、ミッキーアイルに騎乗した前年のマイルCSでも斜行してしまったばかり。降着にこそならなかったが、23日間の騎乗停止という非常に重い処分が大きな話題になって間もなくだった。当時を知る記者が語る。

「実は、そのフィリーズレビューの週の月曜日に発売された『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)で、浜中騎手が乗馬を教えてもらった恩師の方と対談。前年のマイルCSを振り返り『申し訳なかった』『クリーンに乗るという当然のことを忘れていた』と謝罪の弁を述べていたんです。

さらに当日、関西方面でレース中継を行った『競馬BEAT』(関西テレビ)では、師匠の坂口正大元調教師が出演。『ハマ(浜中騎手)の調子があまり良くないから、ここを勝って流れを変えてほしい』とレーヌミノルを本命に挙げていたらしいのですが……」(競馬記者)

 そういった背景もあってレース後、浜中騎手がマスコミの呼び掛けにも応じず、終始無言を貫いた後「もういいでしょう」と取材をシャットアウトしてしまったのは、まさに火に油を注ぐ行為と言わざるを得ない。たちまち周囲やネット上の競馬ファンから批判された浜中騎手は、不本意な形で名を残すこととなってしまった。

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