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2022.03.11 18:00

JRA武豊「単勝1.1倍」圧勝も桜花賞の苦戦を予感、名牝と挑んだ15年前の一戦……。ウオッカ&ダイワスカーレット時代到来を予告していた!?
文=中川大河
■名手も不安だった桜花賞の結果
結果はご存じの通り、3番人気のダイワスカーレットがウオッカの追撃をしのいで桜花賞を制覇。その後、ライバル2頭は幾度となく名勝負を繰り広げることになる。
実はそんな2強による一騎打ちを桜花賞前に予言していたのも武騎手だった。
さきほどの日記には続きがあり、武騎手はこう記していた。
「ウオッカ、ダイワスカーレットという2強に、『気持ちの悪い存在』と思わせるには十分でしょう」
フィリーズレビューを完勝したアストンマーチャンだったが、桜花賞に向けて武騎手の中ではあくまでもウオッカ、ダイワスカーレットに次ぐ存在だったのだろう。人気面で2強の間に割って入ったものの、アストンマーチャンは、初めて連を外し、7着に敗れた。それでも、その後はスプリント路線に専念すると、秋には3歳牝馬としては大偉業のスプリンターズS(G1)制覇を遂げたのだった。
ナミュール1強ムードが漂い始めた今年の桜花賞戦線。マイシンフォニーでトライアルに臨む武騎手は、レース後に何らかのヒントを日記に残してくれるだろうか。
(文=中川大河)
<著者プロフィール>
競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。
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