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JRAアストンマーチャン、メジロラモーヌ、そして伝説のライデンリーダー。フィリーズレビュー(G2)優勝した名牝たちの歴史

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 13日、阪神競馬場で桜花賞トライアルのフィリーズレビュー(G2)が行われる。今年もなかなか個性的なメンバーが集まったが、チューリップ賞(G2)と比較すると小粒なメンバーという印象は否めない。

 かつては4歳牝馬特別という名称で行われ、歴史に残る名牝が躍動してきたレース。2001年からフィリーズレビューに変更となっても、多くの名馬が勝ち上がっている。それだけにここ数年のレベル低下は残念。かつての輝きを取り戻せるかどうかは、今年勝利する馬の活躍にかかっているだろう。

 今回は過去にこのレースを勝利した馬の中で、特に記憶に残る7頭を紹介しよう。


メジロラモーヌ(1986年優勝)

 名門メジロ軍団最強の牝馬といえば、メジロドーベルもしくはメジロラモーヌの2頭を挙げるファンが多いだろう。しかしラモーヌは4歳牝馬特別(西)から桜花賞、オークス、エリザベス女王杯など3つのG1を含む6連勝を達成。しかもトライアルと本番をともに勝利しての6連勝だから、今では考えられないローテーションといえる。牝馬三冠は史上初めての快挙であり、その後、エリザベス女王杯に代わって秋華賞(G1)が3冠目に創設されたことでラモーヌだけの記録となった。その年の有馬記念(G1)を最後に引退、翌年には顕彰馬に選出されている。


イソノルーブル(1991年優勝)

 わずか500万円という安価な馬ながら、デビューから5戦5勝で4歳牝馬特別を勝利。単勝1.2倍という圧倒的な人気で、特筆すべきは抜群のスピードで逃げながら、上がり最速で勝利したことだろう。2着との差は0.6秒であったが、着差以上に強さを感じさせる内容であった。

 続く桜花賞も断然の1番人気に支持されるも、馬場入り後に右前脚の落鉄が判明。イソノルーブルが暴れて蹄鉄の装着ができず、結局蹄鉄を付けずにレースに挑むことになり5着に敗退している。この件は当時大きな問題となったが、続くオークスを勝利したことで、その能力を改めて証明して見せた。


ライデンリーダー(1995年優勝)

 地方の笠松競馬所属のまま4歳牝馬特別を勝利。地方競馬とはいえ、デビューから10戦無敗という戦績もあって2番人気に支持され、上がり最速で2着に3番身半差の圧勝をやってのけた。鞍上は当時笠松競馬に所属していたアンカツこと安藤勝己騎手であり、安藤騎手がJRAへ移籍するきっかけとなったレースでもある。

 もしこのレースでライデンリーダーが勝利できなければ、安藤騎手はJRAに移籍していなかった可能性もある。後に日本ダービー(G1)を制したキングカメハメハや名牝ダイワスカーレットといった名馬も、安藤騎手との出会いがなければ大成していなかったかもしれない。ライデンリーダーは、様々な意味でJRAに影響を与えた馬でもあった。


キョウエイマーチ(1997年優勝)

 デビュー戦はダートの1200mで2着に1.7秒差の圧勝。2勝目もダートで2着に1.6秒差をつけ、怪物ぶりを見せつけた。続く芝のエルフィンS(OP)も勝利し、4歳牝馬特別でも断然の1番人気に。レースは非の打ち所がない快勝。好スタートから2番手につけ、スピードの違いから先頭に立つと、4コーナーからは他馬を置き去りにして1.1秒もの差をつけた。続く桜花賞も快勝、オークスは距離が合わず11着だったが、秋華賞はメジロドーベルの2着。マイルCS(G1)もタイキシャトルの2着と3歳ながら古馬と互角の争いを演じた。


ラインクラフト(2005年優勝)

 デビューから2連勝でファンタジーS(G3)を制し、阪神JF(G1)で3着と好走。年明け初戦は桜花賞を目指してフィリーズレビューに出走し、単勝1.8倍の支持を集めた。この年はかなりハイレベルなメンバー構成で、デアリングハート、エアメサイア、ディアデラノビアといった強豪を相手に勝利。そのまま勢いに乗り桜花賞とNHKマイルC(G1)を連勝。桜花賞とNHKマイルCをともに勝利した馬は、いまだに同馬のみである。

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