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JRA 「単勝1.1倍」エフフォーリア弟がまさかの記録的敗戦……。横山武史「油断騎乗」から約2ヶ月、挽回のチャンスも手痛い黒星

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JRA 「単勝1.1倍」エフフォーリア弟がまさかの記録的敗戦……。横山武史「油断騎乗」から約2ヶ月、挽回のチャンスも手痛い黒星の画像1
横山武史騎手

 今年、1番堅いと思われたレースが……。

 12日、中山競馬場で行われた5Rの3歳未勝利戦はドゥラメンテ産駒の2番人気サクセスシュートが優勝。デビュー以来初めてとなる芝でのレースだったが、物ともせず長く良い脚を使って初勝利を手にした。

 2着には後方から追い込んできた4番人気のアクロビンジャーが入って、人気馬によるワンツーフィニッシュ。それでも馬連が52.5倍と美味しい配当になったのは、単勝1.1倍と圧倒的な支持を受けた横山武史騎手のヴァンガーズハート(牡3歳、美浦・鹿戸雄一厩舎)が連対を外したからだ。

 16頭で争われた芝1800m戦。2枠3番からまずまずのスタートを切ったヴァンガーズハートは、二の脚の速さで逃げ馬を外からマークする2番手の位置へ。3、4コーナー中間で外から勝ち馬が早めに進出を開始すると、ヴァンガーズハートも抵抗する形で先頭に立って直線に入る。

 後続を振り切りにかかるヴァンガーズハートだが、残り僅かのところで脚が一杯に。最後はサクセスシュートだけでなく、アクロビンジャーにも抜かれてゴール。横山武騎手も懸命に追ったが、3着に敗れた。

「レース自体はスローペースでしたが、サクセスシュートらが道中押していった影響か中盤からペースが上がっています。その点がゴール前で伸びを欠いたことに繋がっているかもしれません。また、道中も折り合いを欠くようなシーンが見られました。

前走も同様に早めに抜け出してから差し切られてしまったように、1頭になると気を抜いてしまう癖があるのかもしれません」(競馬記者)

 その前走というのが年末に物議を醸した“あの”レースのことだ。

 有馬記念(G1)前日の25日。今回と同じ中山芝1800mの新馬戦に出走したヴァンガーズハートは、最後の直線で1頭だけ抜け出たが、後方から追い上げてきたルージュエヴァイユにゴール寸前で差し切られた。

 この際、横山武騎手がゴール前で手綱を緩めるような動作を確認できた。JRAはその所作について「明確に着順に影響があったとは認められないものの、騎手としての注意義務を怠った」と判断し、同騎手に実効2日間の騎乗停止処分を下している。また、同騎手も翌日に有馬記念の勝利インタビューで「不甲斐ない騎乗」と、反省の弁を述べていた。

 そういった経緯があったからこそ、仕切り直しの今回は何としても勝ちたいレースだったが、残念ながら勝利を逃すどころか前走より着順を1つ落とす結果となってしまった。一部のファンから「今回じゃなくて、前回一生懸命追っていれば」との声があったのもやむなしか。

「前走後にヴァンガーズハートはノド鳴りの症状が確認できたと聞きます。手術するまではレースをそんなに多くは使えないと思いますから、今回の敗戦は陣営にとって前回以上に痛恨かもしれませんね。

また、本馬の勝利を信じていたファンにとっても痛恨だったことでしょう。単勝1.1倍の馬が敗れたのは昨年9月のボーデン以来。同オッズは今年2回目ですが、完勝した1回目は落馬事故が多い障害戦でした。見方によっては今年一番の『銀行』レースと思った方もいたはずです。

エフフォーリアの半弟で、横山武騎手や陣営の思い入れも強いだけにクラシックを意識しなければならない逸材なのですが……」(同)

 先週のチューリップ賞(G2)を素質馬ナミュールで制し、好調な横山武騎手。昨年末の汚名返上といきたいところだったと思われるが、勢いだけで太刀打ちできず。多くのファンの期待をまたも裏切る残念な結果となってしまった。

(文=坂井豊吉)

<著者プロフィール>
全ての公営ギャンブルを嗜むも競馬が1番好きな編集部所属ライター。競馬好きが転じて学生時代は郊外の乗馬クラブでアルバイト経験も。しかし、乗馬技術は一向に上がらず、お客さんの方が乗れてることもしばしば……

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