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「古き良き時代のパチンコ店」を思い出す…高視聴率を記録したパチンコドラマ!!

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 来週の3月25日にオンライン動画サービスApple TV+にて全世界同時配信されるオリジナルドラマ『パチンコ』。原作は『ミン・ジン・リー』氏という世界的にも有名な韓国系アメリカ人作家の『PACHINKO』というベストセラー小説だ。

 ドラマ『パチンコ』は4世代に渡る韓国系移民家族を描く物語で舞台は韓国、日本、米国。戦争と平和、愛と喪失、成功と失敗について描かれた内容で、直接パチンコ機やパチンコ店がどうこうといった内容ではない様子。だが、やはり『パチンコ』という響きを聞いただけで気になってしまうのは、やはり職業病的なものかもしれない。

 パチンコやパチスロを題材とした『Vシネマ』は多く存在するが、実は過去にパチンコ店を題材としヒットしたドラマがあったことをご存知だろうか。それが1996年に放送された『グッドラック』というドラマである。

『テレビ離れ』という言葉が定着した昨今では比較が難しいかもしれないが、放送当時の平均視聴率は16.9%という高視聴率。その年のドラマの平均視聴率ランキングでも16位にランクインしている。

 内容は『松本明子』さん演じる2代目パチンコ店オーナーが、厳しい経営状態にあるパチンコ店を父から受け継ぎ立て直しいくというもの。経験のない素人ながらも、何とかパチンコ店を再生しようと日々奮闘する松本明子さんの熱演が印象的だった。

 ちなみに私は全話視聴したのだが、実在した関西の某有名パチプロ軍団そっくりな集団に店を潰されそうになったり、伝説のパチプロが何故かアドバイザーになってくれたりと必見の要素も満載である。 


■エンディング曲には『氷室京介』さんの楽曲を使用するという気合の入れよう

 ドラマ内で登場するホールは『飛鳥球殿』という洒落た屋号で、そのロケを行ったパチンコ店というのが実在した『平和会館』だ。レトロ台でも有名な昭和感満載のホールで、CR機全盛にも関わらず設置台は現金機ばかり。

 店内もかなり劣化していたが、逆にそれが実に味わい深いのである。ドラマ内でも『ブッこみ』や『割数』など数々の専門用語が飛び交い、調整をするシーンやパチンコ台を裏ロムと入れ替えるシーンが登場するなど実にリアルだった。

 しかもエンディング曲には『氷室京介』さんの楽曲を使用するという気合の入れようで、まだ若く希望に満ちていた私も毎回楽しく視ていたのを記憶している。 

 このドラマが高視聴率を記録できたのは平成のパチンコブームで、パチンコ人口も3000万いたといわれる絶頂期。ドラマ自体の完成度が高かったこともあるだろう。

 しかしこのドラマはDVDやブルーレイ化はされておらず、販売されたのは一般家庭ではほぼ需要もなく再生プレーヤーも現在は生産されていないVHSビデオのみ。そのVHS化されたモノも、現在では入手困難な点は非常に残念でならない。

 このドラマを思い出して思わず執筆した記事だが、もう一度視たい願望がひしひしと湧いてきた。改めてDVD化、ブルーレイ化での販売を切に願うと共に、古き良き時代のパチンコ店に思いをはせる今日この頃である。

(文=オーハナB)
<著者プロフィール>
元ホール店員、店長経験者。パチンコ店の裏側で起きた出来事や、人間関係を題材にしたコラムを担当している。過去に話題になった業界ネタなど、時代背景を感じる記事も作成中。自身の思い入れのあるシリーズの動向にも熱い視線を注ぐ。

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