パチンコ業界の媒体や広告代理店などが所属する「一般社団法人ぱちんこ広告協議会(PAA)」はこのほど、「“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2021」の投票結果を発表。パチンコ部門ではSANKYOの『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』、パチスロ部門ではNETの新ブランド・カルミナからリリースされた『パチスロ Wake Up, Girls!Seven Memories』がそれぞれ大賞を受賞した。

■瞬発力抜群のハイスピードマシンが堂々の大賞を獲得！

　得票率16.35％という、2位の『新世紀エヴァンゲリオン～未来への咆哮～』（ビスティ）と1.5倍以上の大差をつけた『フィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』は、「3000FEVER」「デストロイアタッカー」「BOOSTトリガー」の3つの覚醒で構成される驚異的な出玉性能が多くの反響を呼び、導入後は全国各地で度重なる増台・導入が行われるなど、2021年のパチンコ界に大きく貢献した。

　今回の受賞を受け、ネット上では「当然の結果だな」「このスピードと出玉感を体験すると他の台が打てなくなる」といった声があがるなど、ファンも納得の様子。昨年に引き続き、2022年以降も高稼働に十分期待できるマシンといえる。

■まさにダークホース！大物たちを抑えてパチスロ部門の王者に！

　一方の『パチスロ Wake Up, Girls!Seven Memories』は得票率6.39％と、2位の『パチスロバイオハザード7レジデントイービル』（アデリオン）とわずか0.46％差（※バイオ7の得票率は5.93％）という接戦での大賞となった。

　疑似ボーナスの連チャンなどで出玉を伸ばしていく本機は、JACゲーム2回or小役ゲーム40Gで終了する「BIG BONUS!」が出玉増加の軸で、消化中は技術介入・1G連抽選・特定連チャン数による特典など、4号機時代を彷彿とさせるゲーム性を採用。

　また、ボーナス7連で突入する「Polaris BONUS!」は約180枚の獲得が見込め、最終Gに発生する1G完結の「7Girls Chance!」で50％の抽選をクリアできれば最大89.7％継続の「WUG!LIVE」へ昇格するなど、一撃2400枚完走も可能なポテンシャルも秘めている。ネット上では、終日で「12000枚オーバー」を記録したデータグラフも確認されているほどだ。

　俊逸なゲーム性に加えて、一撃の破壊力も文句なし。実際、投票者のコメント欄には「こんなに面白い6号機…いやパチスロはじめて！」「演出面、システム面、出玉面全てハイクオリティの6号機はWUG!がナンバーワン！」「今までのパチスロの概念を変えてくれた1台」など、本機の完成度を絶賛する声が多数寄せられている。

　設置台数・導入率こそ低いものの、ファンたちの熱意や“WUG愛”を見る限り、今後も継続的な稼働が見込める上、その人気と評判が全国的に広まれば導入を検討するホールが増え始めるかもしれない。6号機では数少ないスマッシュヒットを期待したいところだ。

　なお、『パチスロ Wake Up, Girls!Seven Memories』に関しては、攻略誌「パチスロ攻略マガジン」（プラントピア）時代からの恒例企画「キングオブパチンコ・パチスロ大賞2021」、同じく攻略誌「パチスロ必勝本」（辰巳出版）の読者部門ランキング、それぞれで1位を獲得しており、今回の「“ファン”が選ぶパチンコ・パチスロ大賞2021」で見事3冠を達成した。

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