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JRA「レースやり直し」矢作芳人厩舎1日2度目の3200mに呆然……「今思い返してもすごい経験」“世界の矢作”が味わった10年前のアウェーの洗礼

 日本競馬ではあり得ない展開だが、“2度目のレース”に挑むのは他のライバルたちも同様だ。だが、その上で矢作調教師ら陣営にとって不幸だったのは、マカニビスティーがレースの序盤で多くの力を使う逃げ馬だったことに他ならない。単純に考えて、1度目のレースで最もエネルギーを消耗したのは、序盤から飛ばしていった本馬だろう。

「スタート直後にゲートをやり直すカンパイという制度がありますが、まさか向正面まで走ってやり直しになるとは……。もしドバイゴールドCがトラックを2周する3200mのレースではなくもっと短い距離なら、仮に馬がコース上で動けなくなってもレースの施行に大きな影響はないはずでした。ただ、安全面を考慮すると主催者側の中止という判断は妥当だと思いますね。

しかし、再戦となると話は別です。ドバイゴールドCはドバイワールドカップデーの3レース目でしたが、メインのドバイワールドCの後となるとわずか数時間後。体力面はもちろんのこと、1日に2度のレースを経験したことがない馬にとっては精神面でも相当な負担だったと思います」(競馬記者)

 実際に2度目のドバイゴールドCでは、さらに2頭の馬が故障を発生して競走を中止。再レースとの因果関係は定かではないが、再び果敢にハナを切りながらも最後は歩くように最下位でゴールしたマカニビスティーら陣営にとっても、何とも言えない不満の残るレースだったに違いない。

 あれから10年。2014年からG2に昇格したドバイゴールドCへ、矢作厩舎はステイフーリッシュを起こり込む。現地ではレッドシーターフハンデキャップの勝ち馬として有力候補の1頭に挙げられているが、果たして厩舎として10年越しの“リベンジ”なるだろうか。

 いずれにせよ、まずは全馬無事に完走することを祈りたい。

(文=銀シャリ松岡)

<著者プロフィール>
 天下一品と唐揚げ好きのこってりアラフォー世代。ジェニュインの皐月賞を見てから競馬にのめり込むという、ごく少数からの共感しか得られない地味な経歴を持つ。福山雅治と誕生日が同じというネタで、合コンで滑ったこと多数。良い物は良い、ダメなものはダメと切り込むGJに共感。好きな騎手は当然、松岡正海。

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