最近のデータランプといえば、本当に様々な情報が閲覧可能。昔と比べれば随分と進化したと思う。今回は一昔前の大当り回数、回転数、過去3日間の履歴が閲覧できた程度のデータランプがホールに設置され始めた頃の話をさせていただきたい。

　ユニバーサルの4号機『クランキーコンドル』で快調にリプレイ外しを決めていたところ、毎回のBIGボーナス中の獲得枚数が気になって仕方がなかった。しかし、そのデータランプは現在のようにボーナス獲得枚数は表示されなかったのである。　

　そこで頭の悪い私はBIGボーナス毎に手で数えることにしたのだ。その日は全てのBB枚数を数え、理論上のBB平均獲得枚数程度は獲得していることを確認。私は満足したのである。　

　ちなみに、その頃の私は他社製と比べてスムーズだったユニバーサルのホッパー払い出しのスピード感が妙に好きだった。わざわざクレジットをOFFにしたり、クレジットが満タンの状態にして手入れで打ち続けることが多かったのだ。

　さて、翌日のこと。そこそこ出た台でも据え置くことの多かった優良店だっただけに、私は朝イチで同じ台を確保。幸先よくBIGボーナスを獲得し、それを消化した私はそこからクレジット満タンのまま手入れ遊技を開始したのだが…。

　そのメダルが飲まれかけ、下皿のメダルが空になり丁度クレジット表示が50となったゲームでのことだった。

■4、5回に一度の頻度で多く払い出しされることに気づいた

　2枚役のチェリーが落ち、払い出されたメダルをすかさず拾い上げ投入しようした矢先にメダルが握られた掌の感触に強烈な違和感が。何と2枚であるはずのメダルが3枚あったのだ。

「たまたま下皿に1枚残っていたのか」と思った私だが、それを気にしながらも引き続き回してみることに。数G後にベルが揃うが、その時は払い出し表の通り8枚だった。

　しかし、その後も試行を重ねていく内に4、5回に一度の頻度で多く払い出しされることに気づいたのだ（僅か1枚ではあるが）。