パチンコ分野では「16R・2400発」が廃止され、P機の時代へと完全にシフト。初めは出玉に期待などしていませんでしたが、蓋を開けてみれば旧MAX機も顔負けの爆裂マシンが数多く登場しています。

　その中でも特に活躍が目立っているのは、現行機の最大出玉に特化している「ALL1500発マシン」。『P牙狼 月虹ノ旅人』が一躍注目を浴び、「10万発オーバー」が報告されるなど圧倒的な爆発力でプレイヤーを魅了しました。

　その後は『Pフィーバー機動戦士ガンダムユニコーン』や『新世紀エヴァンゲリオン〜未来への咆哮〜』といった大物タイトルが同様のスペックで登場。「終日17万発」を筆頭に数々の爆裂を築き上げ、人気機種として活躍中です。

　まさに現代パチンコにおける出玉バブルの立役者ともいえる「ALL1500発」マシン。そんな同スペックは、いまやミドルタイプだけに留まらずライトミドル機においても実装され始めています。

　昨年リリースされた『P真・花の慶次2〜漆黒の衝撃〜EXTRA RUSH』は、大当り確率1/199.8と軽いながらも「約81％×ALL1500発」のRUSHを搭載。デビュー直後に「8万発」が炸裂するなど、圧倒的なパワーを見せつけました。

　今年に入ってからは『P真・北斗無双 第3章 ジャギの逆襲』が登場。本機にいたっては出玉速度も群を抜いており、「65分で7万5000発」という最強最速クラスの実戦報告が浮上したのです。

　打ち手の遊技意欲を掻き立てるような爆裂ライトミドルが大活躍。非常に喜ばしい限りですが…軽い大当り確率でこれだけのRUSH性能を実現させるには、何かを犠牲にしなければなりません。

　これらの機種の場合はRUSH突入率。前者（慶次ライトミドル）は大当り後の時短40回で「大当りor突然時短」を引かなければならないため、突入率は約37％とハードルは高めです。

　そして後者（北斗無双ジャギ）は、初当り後に付与される時短1回転で1/2.86の大当りを射止める必要があります。その期待度は約35％と狭き門。私のようなヒキ弱がどうにかできる代物ではありません。

　その魅力に惹かれて何度かチャレンジしましたが、合計10回の初当りを引いてRUSH突入は絶望の0回…過度な投資はしていないので傷は浅いですが、もはや「どうやったらRUSH入るの？」と完全に自信を失ってしまいましたね。

　そのため「もうこの手のライトミドルは打たない」と心に決めていたのですが…そんな私に希望を与えてくれそうな超激アツのライトミドル新台が発表されました。

　大当り確率が1/179.5と軽めながら、「高ループ×ALL1500発」のRUSH突入率は驚異の50.5％。さらに3000発フラグのオマケ付きという究極スペックに期待せずにはいられません。