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JRAダービー卿CT(G3)強烈すぎる「個性」を受け入れて復活を遂げた怪物級牝馬!超強力データで「逆襲ラン」間違いなし!?

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 4月2日、中山競馬場ではダービー卿CT(G3)が行われる。翌日に行われる大阪杯(G1)の陰に隠れてはいるが、こちらもヴィクトリアマイル(G1)や安田記念(G1)に繋がるマイル路線の重要レースである。

 このレースはハンデ戦ということもあり、条件戦からの「上がり馬」の活躍が目立つ。実際に過去10年の勝ち馬のうち5頭は、前走で3勝クラスを走っていた馬であった。重賞で好走歴のあるような実績馬ではなく、勢い盛んな新興勢力に目を向けることで、ダービー卿CTの的中に大きく近づけるはずだ。

 今年は2頭の「上がり馬」が出走予定だが、中でも特に注目したいのがリフレイム(牝4歳、美浦・黒岩陽一厩舎)である。デビュー戦では外ラチに向かって「大斜行」しながら勝利し、「エイシンヒカリの再来」とも称された大物が、待望の古馬重賞初挑戦を迎える。

「衝撃のデビュー戦」から2連勝を果たしたリフレイムであったが、その後は順風満帆とはいかなかった。クラシック出走に向けた賞金加算を狙い、重賞挑戦を繰り返したが、3戦していずれも惨敗。その後はダート路線に活路を求めるが、青竜S(OP)、関東オークス(G2)ではいずれも6着に敗れてしまった。

 デビュー戦では豪快な逃げ切りを見せたリフレイムであったが、惨敗が続いていた時期は後方待機でレースを進めることが多かった。周りに他馬がいることもあって、大きく斜行する場面は無かったが、直線では伸びを欠き、能力を発揮できていないように映った。

 その時期のリフレイムは、どうやら斜行癖の矯正に取り組んでいた模様。しかしこれが馬にとっては大きなストレスであったようで、重度の胃潰瘍を発症してしまっていた。同馬の育成牧場である山口ステーブルのTwitterアカウントには、内視鏡検査で撮影された、痛々しい胃の写真がアップされている。

 だが、自由を取り戻したリフレイムは復活を遂げた。約4か月の休養を経て挑んだ鷹巣山特別(2勝クラス)では野中雄太郎騎手と新コンビを結成。レースでは新馬戦以来の逃げを打つと、直線では斜行をしつつも脚を伸ばし、最後はイルーシヴパンサーに交わされるも、2着に好走してみせた。

 この好走が浮上のきっかけとなり、次走の2勝クラス、続く節分S(3勝クラス)を連勝してオープン入り。いずれのレースも先頭集団でレースを進め、直線では外ラチに向かって大きく斜行しながらの勝利であった。

 斜行癖を無理に修正するのではなく、「斜行しても大丈夫」な作戦を選択することで完全復活に成功。強烈な個性を受け入れることで、強いリフレイムが帰ってきた。

 今回のダービー卿CTは、惨敗したフラワーC(G3)以来2度目の右回りでのレース。右に向かう斜行癖が右回りでどのように影響するのか、課題は確かにあるが、持っている能力を出し切ることができれば、重賞でも通用するはずだ。

 ここで結果を残すことができれば、G1への挑戦も視野に入ってくる。牝馬マイル路線は同世代のソダシ、アカイトリノムスメといった強敵が待ち受ける激戦区だが、こうした世代のトップホースにも負けないポテンシャルをリフレイムは秘めているだろう。

 復活を遂げた、世代きっての「個性派」の逆襲はまだまだ始まったばかり。強烈な個性を受け入れて強くなったリフレイムの、重賞戦線での活躍に期待したい。

(文=エビせんべい佐藤)

<著者プロフィール>

98年生まれの現役大学院生。競馬好きの父の影響を受け、幼いころから某有名血統予想家の本を読んで育った。幸か不幸か、進学先の近くに競馬場があり、勉強そっちのけで競馬に没頭。当然のごとく留年した。現在は心を入れ替え、勉強も競馬も全力投球。いつの日か馬を買うのが夢。

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