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パチスロ「残り物には福がある」強引にポジティブに捉えるも…【濱マモルののほほんコラムVol.142~大敗の記憶~】

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 桜の季節になると、思い出すことがある。

 あれは2005年の春だった。ロデオの4号機『鬼武者3』での91時間バトル特別篇。次号での同機種による通常91時間バトルの対戦ホールを決めるべく、各人が下見の末に実戦を行い、ホールの状況を詳しくチェックするといったものだった。

 参加ライターはドラゴン広石先生から鈴虫君まで、先輩と若手を交えた面々。ここにアタシを呼んでいただけたのはおそらく、「91時間バトルに出させてほしい」と直談判し続けていたからであろう。

 初めての91時間バトル出場は2004年2月のことだった。現在もそうだと思うが、当時、パチスロ必勝ガイド&MAX誌面での91時間バトルには上層部のゴーサインがなければ出場できず、そのためには文章力をある程度認められる必要があった。

 古くからの読者であるアタシにとって、91時間バトルは花形企画だ。編集長に何度も原稿を送っては添削していただき、その花形企画への出場を目指して珍しく努力したものである。

 その甲斐あって、ありがたいことに念願の出場となったわけだが、なんの因果か、記念すべき初出場時の戦績は9万8,000円投資の7万5,000円負け。2ヶ月後の第2戦では7万6,000円投資の回収ゼロと散々な内容で、以降、しばらく声がかかることはなかった。ちなみに、初出場時の対戦機種はサミーの『パチスロ北斗の拳』。第2戦は平和の『アントニオ猪木自身がパチスロ機』だった。

 それだけに、約1年ぶりとなる晴れ舞台に燃えていた。見事に勝利して、その後はコンスタントに出場。そんな明るい未来を勝手に描いて近隣で最も設定状況が良いと思しきホールをチョイスしたのだが、入店前から気合が空回りしたのか、抽選でカス番号を引いてしまい、下見で定めた本命はおろか対抗も奪取できず、唯一残っていた1台を確保した。

 残り物には福がある。強引にポジティブに捉えるも、現実は厳しいもので、次々とリセットがかかる台を横目に、前日凹み台だったこちらはスルー。加えて、前日最終ゲームを加算すると据え置き濃厚なところでビッグ当選とくれば、もはや勝ち目はないわけで、結果、4349Gを回して引けたボーナスはわずか6回、6万3,000円も溶かしてしまったのである。

 店を出て、桜並木の下で腰をおろし、用意した酒で軽く一杯。91時間バトル定期出場という我が夢が、桜の花びらの如くはかなく散った瞬間でありました。

(文=濱マモル)
〈著者プロフィール〉
 神奈川県横浜市出身。レコード会社勤務の後、フリーライターへ転身。パチンコ・パチスロやギャンブル系を中心に、野球、音楽、街情報など幅広い分野で執筆する。特技は料理と飲酒で、超常現象好き。ドラマーとしての顔も持つ。
Twitter(@hamamamoru777):濱マモル

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