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JRA「ユタカさんとのコンビも見たい」の声も!? 抜群の相性誇るパートナーに導かれたマイル路線の「大物候補」とコンビ実現あるか

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 2日、中山競馬場の7Rに行われた3歳1勝クラス(芝1600m)は、単勝1.6倍の支持を受けたゴーゴーユタカ(牡3歳、美浦・武井亮厩舎)が直線で楽々と抜け出して優勝。通算成績を4戦2勝とした。

 デビュー戦から手綱を執り続ける横山武史騎手は「強いことは分かっていたので、自信を持って乗りました。完璧な競馬でした」と、レース後にコメント。関東リーディングトップを走る若武者がそう絶賛したのも頷けるほどの強さだった。

 12頭によって争われた一戦。4枠4番からスタートを決めたゴーゴーユタカと横山武騎手は、先行集団を見る形で5番手を追走。満開の桜の下、逃げたボンクラージュが飛ばして縦長の展開になった中、手応え十分で4コーナーを回り最後の直線に入る。

「抜け出すときもしっかりしていました」と振り返った鞍上の言葉通り、ゴーサインに素早く反応したゴーゴーユタカは、馬場の外目からあっという間に先頭へ。脚色が鈍るどころか最後までラップを加速させ、後続に2馬身半の決定的な差をつけて完勝した。

「いやぁ非常に強い内容でしたね。この日のメインがダービー卿CT(G3)だったので、7年前の同レースを勝ったモーリスの走りを一瞬だけ思い浮かべましたよ。このまま無事に成長していって欲しいです」(競馬誌ライター)

 レース後、ネットの掲示板やSNSなどには、「これは強い」「4コーナー回ってからは異次元」「来週のニュージーランドT(G2)でも勝負になった」といった称賛のコメントが殺到。マイル路線に新たな大物候補の誕生を予感させた。

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武豊騎手

 また、中には“ゴーゴーユタカ”という馬名が武豊騎手の名前を想起させるからか、「鞍上は武豊騎手じゃないのか」「ユタカさんとのコンビも見たい」とのコメントもそれなりに見られた。

 競走馬の中には、ある特定のジョッキーを連想させる名前を持つ馬も多い。例えば、先月27日の中山開催ではミユキアイラブユーが優勝。レース後には「いつか幸英明騎手とのタッグが見たい」といった声が上がった。

 また、中でも実際にコンビを組んで話題になったのが、現3勝クラスのサンキューユウガと川田将雅騎手のコンビである。

 同馬は、2019年7月に松山弘平騎手を背にデビュー。その後はL.デットーリ騎手、藤岡康太騎手とスイッチし、キャリア5戦目の1勝クラスで満を持して川田騎手とコンビを結成。レースでは1番人気に応えて見事に勝利を飾っている。

「当時はSNSを中心に大変な盛り上がりを見せていました。私もサンキューユウガの単勝馬券を購入していたので、心の中で川田騎手にサンキューとつぶやきましたよ。

ただ、ゴーゴーユタカはこれまで横山武騎手と4戦してパーフェクト連対、抜群の相性を誇っています。そのため、武豊騎手とコンビを結成する可能性は、現時点では極めて低いでしょうね」(同)

 そんなゴーゴーユタカだが、この後は無理をせずに一息入れ、次は7月の福島で開催されるラジオNIKKEI賞(G3)あたりを目指すとのこと。夏のみちのくで一回り成長した姿が見られることを期待したい。

(文=冨樫某)

<著者プロフィール>
キョウエイマーチが勝った桜花賞から競馬を見始める。まわりが学生生活をエンジョイする中、中央競馬ワイド中継と共に青春を過ごす。尊敬する競馬評論家はもちろん柏木集保氏。以前はネット中毒だったが、一回りして今はガラケーを愛用中。馬券は中穴の単勝がメイン、たまにWIN5にも手を出す。

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