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JRA桜花賞(G1)制覇は「政権交代」の幕開け!? 吉田照哉総帥「今年の3歳は全体的に力がついてきた」打倒ノーザンファームへ皐月賞(G1)も要警戒のラインナップ

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JRA桜花賞(G1)制覇は「政権交代」の幕開け!? 吉田照哉総帥「今年の3歳は全体的に力がついてきた」打倒ノーザンファームへ皐月賞(G1)も要警戒のラインナップの画像1

 プロ野球界の虎は絶不調だが、競馬の“虎”は絶好調だ。

 10日、阪神競馬場で行われた牝馬三冠の開幕戦・桜花賞(G1)は、7番人気のスターズオンアース(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎)と川田将雅騎手が優勝。大接戦を制して、牝馬クラシック戦線の中心に躍り出た。

 レースを見守ったファンの中には、黄色と黒の縦じまの勝負服がG1の表彰式に立つ姿を懐かしく思った人も多かったのではないだろうか。

 それもそのはず、オーナーの「社台レースホース」のG1勝利は2017年のオークス(G1、ソウルスターリング)以来、約5年ぶり。また社台ファーム生産馬まで広げても、2018年のフェブラリーS(G1、ノンコノユメ)以来となる。

 かつてはネオユニヴァースにハーツクライ、ダンスインザダーク、ジェニュイン、バブルガムフェロー、ダンスインザムードなど1990年代から2000年代初頭にかけて競馬界の中心にいた社台ファームと社台レースホース。

 しかし、2000年代半ばからノーザンファームが一気に台頭。サンデーレーシングやシルクレーシングなど、新たな一口馬主クラブを創設し、社台ファームに代わって競馬界の頂点に立たった。現在は11年連続生産者リーディングと、まさに絶対王者として君臨している。

 一方、取って代わられる形となった社台ファームは徐々に勢いを失い、今では大レースを勝つどころか、出走すらまばら……長年、ノーザンファームの独り勝ちを許している状況だ。

 だが、今年は「少し様子が違っている」と気付いたファンも多いのではないだろうか。

 

大躍進する黄色と黒の縦じま

 

 桜花賞の前日、同じ阪神競馬場で行われた京橋S(3勝クラス)で3連勝を飾り「遅れてきた大物」としてファンの注目を集めたプログノーシス。また、昨年12月のチャレンジC(G3)を3馬身半差で圧勝したソーヴァリアントは、今年の競馬界でも指折りの「新星」だが、いずれも黄色と黒の縦じまの勝負服、つまりは社台ファーム産で社台レースホースの所属馬である。

 さらに日本馬4勝の快挙に沸いた今年2月のサウジカップデーだが、ノーザンファーム生産馬が2勝した一方で、実は残り2勝が社台ファームの生産馬だった。

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ステイフーリッシュ

 この時、レッドシーターフハンデキャップ(G3)を勝ったステイフーリッシュは、勢いそのままに先月のドバイワールドカップデーでもドバイゴールドC(G2)を制覇。UAEダービー(G2)を勝ったクラウンプライドに至っては、米国三冠のケンタッキーダービー(G1)挑戦プランがぶち上がるなど、社台ファームの生産馬が近年になかった活躍を見せている。

「よく社台ファームとノーザンファームの争いを“吉田家のお家騒動”などと茶化す声を聞きますが、昨今ではほぼ完全に別組織と言っても過言ではありません。先日、新たな外厩施設を三重の鈴鹿に建設することを発表したばかりですし、関係者曰くなあなあといった感じはまったくなく、むしろ社台ファームが『打倒ノーザン』に燃えている状況だとか。

先週の桜花賞(G1)では1番人気のナミュールを筆頭に、6頭のノーザンファーム生産馬が出走していましたが、それらを蹴散らしてのG1制覇は社台ファームにとっても溜飲の下がる思いだったと思いますよ」(競馬記者)

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