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JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホース

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JRA「理由なき」単勝115.9倍の皐月賞(G1)勝利に呆然……ナリタブライアンのレコードを塗り替えたのは、約110億円分を一瞬で「紙クズ」にしたお騒がせホースの画像1

 昔から、クラシックの本当の力関係は「皐月賞(G1)が終わらないとわからない」と言われている。

 近年こそ、2019年のサートゥルナーリアや2020年のコントレイルが1番人気に応えて勝利しているが、昨年でも「あれだけ強い」エフフォーリアがダノンザキッドの1番人気を譲っていたのだ。皐月賞とはそういうレースであり、まさに「フタを開けてみると」の「フタ」の役割をしていると言えるだろう。

 従って、仮に人気薄の馬が勝ったとしても、その時こそフロック視されたりもするが、後になって振り返ってみると間違っていたのが自分たちだと気付かされる。2018年に7番人気で勝利したエポカドーロ(次走の日本ダービー(G1)でも2着)や、2016年に8番人気だったアルアイン(後に大阪杯(G1)勝利)などは、まさにその典型だろう。

 ただ、それでも後から振り返って、未だに何故かったのかわからない馬がいる。2002年の優勝馬ノーリーズンだ。

 

三冠馬ナリタブライアンを0.5秒も更新する皐月賞レコード

 もっとも、この年のクラシックが混沌としていたことは間違いない。

 重賞3連勝中のタニノギムレットという確固たる本命馬はいたものの2000mは未経験。2歳王者に輝いたアドマイヤドンは始動戦の若葉S(OP)で、単勝1.8倍を裏切るまさかの敗戦で人気を落としていた。代わって2番人気に推されたのは、3連勝で京成杯(G3)を勝ったローマンエンパイアだったが、その父は種牡馬としてほぼ実績のないサクラローレルだった。

 だが、そんな背景が、ノーリーズンが歴史的大波乱を起こした直接的な「理由」にはならないだろう。

 デビュー2連勝を飾ったノーリーズンは、皐月賞出走を懸けて挑んだ若葉Sでアドマイヤドンに続く2番人気に支持される。ただし、単勝オッズは5.3倍。大本命馬がいる中の“その他”の1頭に過ぎない存在だった。3番手からレースを進めたものの、最後の直線でズルズル後退……7着に敗れ、クラシック挑戦へ黄色信号が灯っていた。

 その後、なんとか2/7の抽選を突破して本番出走に漕ぎつけたノーリーズンだが、若葉Sでコンビを組んだ福永祐一騎手は14番人気のゼンノカルナックを選択。師匠の北橋修二調教師の管理馬だったこともあるが、毎日杯(G3)3着の実績があり「こちらの方がまだマシ」といった程度のジャッジだろう。ちなみにノーリーズンは、その1つ下の15番人気だった。

 そんな福永騎手に替わってノーリーズンに騎乗することになったのが、英国人のブレット・ドイル騎手である。

 当時、すでにO.ペリエ騎手やM.デムーロ騎手などの活躍で、日本の競馬ファンにも外国人騎手のレベルの高さは認知されていた。

 しかし、当時そこまでインターネットが浸透していない時代、英国や香港で中堅に過ぎず、初の来日だったドイル騎手の実力を正確に知っていたファンはごく少数だった。日本競馬との接点を無理矢理挙げるなら、かつて日本の安田記念(G1)に参戦したサイエダティのキャリア晩年にコンビを組んでいたジョッキーという程度だ。

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