真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ

JRA「エア軍団」が米クラシック挑戦!? エアグルーヴ、エアシャカール、エアジハードらを誇る名門がケンタッキーオークス(G1)有力候補に
中心は昨年、エクリプス賞2歳牝馬チャンピオンを受賞したエコーズールーだ。
ここまで5戦5勝の無敗でありながら、昨秋の米ブリーダーズCジュベナイルフィリーズ(G1)を含むG1・3勝と、その“中身”も超一流。それもデビュー4連勝の合計着差は約22馬身と、まさに絶対的な存在だ。
しかし、年明け初戦となった前走のフェアグラウンズオークス(G2)では、勝つには勝ったが2着馬にハナ差まで追い詰められた。米国には3歳春でピークアウトしてしまう“超”早熟馬も珍しくなく、ケンタッキーオークスの主役の座も危うくなっている印象だ。
その一方、3連勝で2歳女王に肉薄してきたのがネストだ。
ドゥモアゼルS(G2)を勝ったもののクビ差の辛勝と、2歳時はそこまで目立った存在ではなかった。しかし、年明け初戦のリステッド競走を6馬身差で圧勝すると、前走のアシュランドS(G1)では8馬身1/4差という圧巻の内容でG1初制覇を飾っている。
ケンタッキーオークスの下馬評でも、エコーズールーと並ぶ「2強」と評されており、一騎打ちムードも漂っているようだ。
ユウギリの評価はこの2頭の1つ下のグループになるが、クラシック初戦だけに初対戦の馬も多い。勝負が下駄を履くまで分からないことは、今年の桜花賞(G1)や皐月賞(G1)の結果を見れば明らかだ。
なおレースは、『グリーンチャンネル』の方で、ケンタッキーダービー中継時に録画放映されるそうだ。1競馬ファンとして日本のクラウンプライドと合わせて「エア・ユウギリ」を応援したい。
(文=大村克之)
<著者プロフィール>
稀代の逃亡者サイレンススズカに感銘を受け、競馬の世界にのめり込む。武豊騎手の逃げ馬がいれば、人気度外視で馬券購入。好きな馬は当然キタサンブラック、エイシンヒカリ、渋いところでトウケイヘイロー。週末36レース参加の皆勤賞を続けてきたが、最近は「ウマ娘」に入れ込んで失速気味の編集部所属ライター。
PICK UP
Ranking
23:30更新JRA元クラシック候補が不可解な動き? C.デムーロが絶賛した逸材が関屋記念へ! 28年ぶりVにオールドファン大歓喜【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
失意の5億円馬「連勝街道」で菊花賞へ!? 3馬身圧勝デビューの大器に逆襲の予感
今村聖奈「クレーム騒ぎ」であわや取材拒否!?先輩騎手が助け舟の裏事情
- JRA日本ダービー(G1)3着アスクビクターモア妹が武豊騎手でデビュー! サイレンススズカ「コンビ」が描く新たな夢
- 元クラシック候補が武豊とコンビ解消!?不可解な路線変更と名門厩舎の後悔
- JRA今村聖奈の36万馬券も超簡単!? 関屋記念に2003年以降「19年連続」の法則
- グレートマジシャン厩舎に相次ぐ「受難」……復帰の元ダービー候補を案ずる声も
- 凱旋門賞“大本命回避”でタイトルホルダーが大ピンチ!?
- 【関屋記念(G3)予想】ダノンザキッド、スカイグルーヴは切り!新潟平坦コース向きの穴馬を発見!
- C.ホー「大誤算」騎乗不可も鞍上弱化とは言わせない!? 重賞初挑戦新人は小倉キラー
関連記事
JRAフローラS(G2)異例の3ハロン距離延長でこそ本領発揮!? 武豊×キーファーズで挑む「2.6億円」高額馬がクラシック出走への執念を燃やす!
JRA「自爆」武豊もC.ルメールも横山武史も完全に空回り!? 「お手馬なし」でも春G1主役に名乗りを上げたあの騎手にビッグな朗報
JRA「ご迷惑をかけました」松山弘平が待望の戦列復帰! カムバックを歓迎する牝馬クラシック皆勤の良血牝馬と、悲願達成を狙う「ある調教師」
JRA武豊「タメ殺し」の汚名返上に絶好チャンス!? 賛否分かれた読み違いも…今度は「好走条件」と完全に一致か
JRA武豊発言「聞き間違い」が発端!? 異例の「謝罪文」掲載に至ったリーチザクラウン“誤報問題”は将来を予告していた?