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JRA天皇賞・春(G1)「元主戦」横山武史が語ったタイトルホルダーの真実。スーパークリーク、ビワハヤヒデ、エピファネイアに並ぶ歴史的名馬の可能性

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JRA天皇賞・春(G1)「元主戦」横山武史が語ったタイトルホルダーの真実。スーパークリーク、ビワハヤヒデ、エピファネイアに並ぶ歴史的名馬の可能性の画像1
タイトルホルダー 撮影:Ruriko.I

 いよいよ1日に迫った天皇賞・春(G1)。

 フィエールマンとワールドプレミアが昨年末で引退し、今年は新王者を決める群雄割拠の争いになるが、どうやら昨年の2着馬ディープボンドと、昨年の菊花賞馬タイトルホルダーの一騎打ちの様相となりそうだ。

 ただ、あくまで前日段階ではあるが、ディープボンドが単勝2.5倍、タイトルホルダーが単勝5.8倍と2頭の間には小さくはない差が生じている。現在3番人気のテーオーロイヤルが7.1倍なのだから、オッズが示しているのは2強対決ではなく、ディープボンドの1強である。

 そこにはタイトルホルダーの鞍上・横山和生騎手がG1未勝利であることや、昨年末の有馬記念(G1)で直接対決し、2着のディープボンドが5着タイトルホルダーに先着した事実などが加味されているのだろう。

 だが、率直に言えばタイトルホルダーが「舐められ過ぎ」と感じるのは、筆者だけだろうか。

菊花賞の5馬身差勝利は歴史的名馬の証

 

「最後はいい戦いをしてくれましたが、勝ち馬が強すぎました」

 昨年10月の菊花賞(G1)は皐月賞馬エフフォーリア、ダービー馬シャフリヤール不在の混戦模様と目されていた。しかし、フタを開ければタイトルホルダーの独壇場。最後は5馬身差をつけて圧勝し、2着オーソクレースのC.ルメール騎手に「勝ち馬が強すぎました」と白旗を上げさせた。

 中には、逃げが「たまたまハマっただけ」という指摘もあるが、昔から「強い馬が勝つ」といわれる菊花賞を5馬身差で制した意味は極めて大きい。

 まず、1984年のグレード制導入以降、38回の菊花賞で逃げ切り勝利を収めたのは1998年のセイウンスカイと本馬しかいない。つまり3000mを逃げ切るのは、そう簡単ではなかったということだ。

 また、比較的着差がつきやすいイメージのある長丁場の菊花賞だが、後続を5馬身以上突き放して勝利したのは5頭だけに絞られる。

 三冠馬ナリタブライアンの7馬身差は別格といえるが、タイトルホルダーと同じ5馬身差にはスーパークリーク(天皇賞春・秋)、ビワハヤヒデ(天皇賞春、宝塚記念)、エピファネイア(ジャパンC)という歴史的名馬が名を連ねている。ちなみにこれに続くのが3馬身半差のセイウンスカイ、3馬身差には三冠馬ミスターシービーの名もある。

 これらからわかることは、菊花賞の大きな着差は「まぐれ」では生まれないということだ。

 一方、タイトルホルダーが勝利した菊花賞は、従来の京都ではなく阪神。だからこそ5馬身差という「異常な着差」がついた見方もなくはない(これといった根拠はないが)。

 ただ、同舞台で行われる阪神大賞典(G2)の過去10年を振り返ると、良馬場開催の最大着差は、2014年のゴールドシップがアドマイヤラクティにつけた3馬身半差と、阪神3000mは決して着差がつきやすいコースとは言えない。

 つまりタイトルホルダーは、我々の想像を超える歴史的名馬になる可能性があるということだ。

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