パチンコ業界に特化したマーケティングリサーチを行うシーズリサーチはこのほど、4月18日導入を対象とした新台データ速報(全国版)を公表した。

　この日、パチンコはサミーの『デジハネP蒼天の拳 双龍』、SANKYOの『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!39フェスver.』、高尾の『P一球魂GOLDピラミッ伝』、西陣の『P結城友奈は勇者であるALLRUSH』などがデビューしている。

パチンコは「2段階RUSH」搭載機が好調！一球に魂を込める刹那的ゲーム性のマシンは…

　このうち、最も平均遊技時間が長かったのは、継続率約80％or約90％と2段階のRUSHを搭載したライトミドルスペックの『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!39フェスver.』。

　次いで、全ての大当り後に100％RUSHへ突入＆右打ち中の大当りは52％で10R約1,400個の出玉を得られる『P結城友奈は勇者であるALLRUSH』、デジハネなのに突破型RUSH中は50％で10R約1,500個が選ばれる＆ST中の大当りは時短629回が付与される『デジハネP蒼天の拳 双龍』が同数値で並んだ。

　タイアップの影響からか、『Pフィーバー アイドルマスター ミリオンライブ!39フェスver.』と『P結城友奈は勇者であるALLRUSH』は30代及び20代以下から人気。

　対して、時短1回or128回から成るRUSH中の大当り確率は約1.33分の1と、まさしく一球に魂を込める刹那的ゲーム性の『P一球魂GOLDピラミッ伝』は、『デジハネP蒼天の拳 双龍』以上に40代から支持を集めた。

純増約7.0枚のハイスピードAT機は20代から人気

　同日、パチスロはネットの『十字架5』、サボハニの『超ギラギラ爺サマー』、エンターライズの『パチスロ 月華 雅』の3機種が導入を開始した。

　このうち、最も平均遊技時間が長かったのは「光ルート」と「闇ルート」、2種類のルートで大量出玉が狙える1G純増約2.7枚のAT機『十字架5』で、これに天国以上へ移行すれば32G以内の連チャンが見込める疑似ボーナスタイプ『パチスロ 月華 雅』が追随。前者は30代、後者は40代からの稼働が目立った。

　また、自力感に長けた1G純増約7.0枚のハイスピードAT機『超ギラギラ爺サマー』は、2010年以来のシリーズ復活作ながらも、20代からの人気が比較的高かった。50代からも支持されており、幅広い層に受け入れられたことが見て取れる。

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