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元JRA藤田伸二氏「10は買えましぇ~ん」……NHKマイルC(G1)18番人気馬「激走」にお手上げも、直前に高配当ゲットで“本業”は絶好調!?
JRA通算1918勝、G1・17勝を挙げた藤田伸二氏が絶好調だ。ご存じのように、藤田氏は2015年にムチを置き、すでに現役を退いている。絶好調なのは“本業”となりつつある競馬予想の方である。
藤田氏は引退後、地元の札幌にバーを開店。経営者として、自らが店に顔を出し、競馬ファンと交流を深めてきた。ところがコロナ禍も手伝って、ここ2年ほどは休業する期間が大幅に増えていた。
そんな藤田氏が最近、力を入れているのが競馬予想だ。コロナ禍以前からG1を中心にTwitterやYouTubeで自身の予想や買い目を披露していた。ところが昨年末に予想家として本格的にデビュー。以前のようにレース前に予想を披露することはほぼなくなったが、的中の有無にかかわらず、レース後に結果報告をツイートすることも多い。
競馬予想で絶好調の藤田伸二氏
8日に東京競馬場で行われたNHKマイルC(G1)。藤田氏の「◎」はダノンスコーピオンだったようだ。戦前はセリフォスと1番人気を争う有力な存在と目されていたが、大外18番枠が嫌われたのか最終的には4番人気でレースを迎えていた。
結果はご存じの通り、川田将雅騎手の好騎乗もあって、ダノンスコーピオンが優勝。藤田氏も「俺の本命ユーガ大外から上手く乗った!」と歓喜のツイート。ただし、「10は買えましぇ~ん」と、苦笑いの絵文字つきで記したように、18番人気で3着に食い込んだカワキタレブリーは無印だったようだ。
「カワキタレブリーは単勝オッズ229倍の大穴でしたからね。総流しでもしない限り、なかなか拾うことは難しかったと思います。それでも、ダノンスコーピオンを本命にしたのはさすがの一言です。単勝や馬連、馬単なら的中だったと思いますが、藤田さんは勝負師らしく三連複か三連単が基本ですから……。
NHKマイルCは惜しくも的中とはなりませんでしたが、直前の新潟大賞典(G3)は三連複161倍を当てていましたし、土曜新潟のメインも大幅プラスだったようです。日曜の東京最終レースもズバリ的中して『ココの所調子良し』と、本人もツイートしています。普段は『馬体を見ても分からない』など謙遜していますが、元一流騎手だけに、やはり馬への見識の深さが好成績につながっているのでしょう」(競馬誌ライター)
ズバズバと的中させる藤田氏の元には「丸乗りして全的中」、「また当たってる…凄いですね」など、ファンから感謝の声が多数届いている。金欠気味のファンは、自他ともに認める絶好調・藤田氏の勢いに乗ってみるのもありかもしれない。
(文=中川大河)
<著者プロフィール>
競馬ブーム真っただ中の1990年代前半に競馬に出会う。ダビスタの影響で血統好きだが、最近は追い切りとパドックを重視。
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