通常時は筐体上部の巨大パトランプがお馴染みの告知音を伴って回転すればボーナス確定。一方、RT中のボーナス成立時はBGM停止と共にリール左の「バタフライランプ」が輝く。

　そのインパクトあるボーナス告知と秀逸なゲーム性で人気を博したオリンピアの『南国美人』は、5号機初期の2007年1月デビュー。前作『南国娘』を進化継承させた、ボーナス＋RT搭載機である。

RT突入率はボーナスの種類によって変化

　ボーナスは青7ビッグ、赤7ビッグ、REGの3種類で、ビッグは約250枚、REGは約105枚の獲得が可能。ボーナス終了後には例外なく5Gの「ときめきゾーン」へ移行し、この間に「ベル・リプレイ・リプレイ」の特殊リプレイを引くことができればRT「南国タイム」へ突入する。

　ときめきゾーン中の特殊リプレイ出現率は各種ボーナス後で異なり、青7ビッグ後は約2.7分の1、赤7ビッグ後は約7.7分の1、REG後は約14.5分の1。期待度に換算するとそれぞれ約89.9％、約50.0％、約29.9％となり、青7ビッグ後は超高確率でRTへと結び付く仕組みだ。

　RTは100G継続で、規定ゲーム数消化、もしくはボーナス成立で終了。継続中はリプレイ出現率が大幅アップすることから、1Gあたり約0.4枚の増加が見込める。

　他の5号機と違ってボーナスは単独成立がメインで、チェリーのみボーナス重複の可能性あり。ただし、ボーナス重複期待度は設定1：4.765.3％～設定6：5.936.4％とさほど高くないので、ボーナスへ繋がればラッキーといったレベルだ。

　設定推測要素は青7ビッグ出現率とスイカ出現率の2点で、前者は設定1：約712分の1～設定6：約471分の1。後者の数値にも設定1～3：873.8分の1、設定4＆5：655.3分の1、設定6：436.9分の1と大きな数値差があるので、それなりのサンプルが集まれば押し退きの判断材料のひとつとして大いに活用できる。

　なお、スイカの成否を見極めるためには小役狙いが必須。通常時及びRT中は、まず左リール枠上～中段にチェリーを狙い、枠内にスイカを引き込んだ時のみ、残りリールにもスイカを目押しすれば完了だ。

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