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JRA「何故」ソダシの独壇場だったのか。G1馬5頭の史上最高メンバー集結も、拍子抜けのワンサイド…楽勝劇を生んだ「思惑」の交差と「想定外」のアクシデント

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JRA「何故」ソダシの独壇場になったのか。G1馬5頭の史上最高メンバー集結も、拍子抜けのワンサイド。楽勝劇を生んだ「思惑」の交差と「想定外」のアクシデントの画像1
ソダシ

 15日、東京競馬場で行われた春の女王決定戦ヴィクトリアマイル(G1)は、4番人気のソダシ(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎)が快勝。白毛の女王が阪神ジュベナイルフィリーズ、桜花賞に続く3つ目のG1タイトルを手にした。

 最終的な着差こそ2馬身だが、ゴール寸前で早くも吉田隼人騎手がガッツポーズを開始する楽勝劇。レース後、元JRA騎手の安藤勝己氏も「まだ余力あるように見えた」(Twitter)とコメントしており、今年のヴィクトリアマイルは白毛の女王の強さだけが印象に残ったと述べても過言ではないだろう。

 これでソダシは芝のマイルでG1・3勝を含む4戦4勝。無論、その強さは称えられてしかるべきだ。

 だが、吉田隼騎手が「すごく豪華なメンバーだったので、どれだけやれるのかというのがありました」と話した通り、G1馬5頭を含めた歴代でも屈指のメンバー。戦前から大激戦が期待される中、良くも悪くも拍子抜けするような楽勝劇を予想できたファンは、極めて少数派だろう。

「先週に同じ舞台で行われたNHKマイルC(G1)の前半800mが45.6秒。それもハナ争いを演じるはずだったジャングロが出遅れてのタイムでした。

それに対して、この日のヴィクトリアマイルは46.3秒と0.7秒も遅いペース。最低人気だったローザノワールがあわや馬券圏内の4着に粘ったように、稀に見るスローになったことがソダシに大きく味方したと思います。それにしても、強いレースでしたね」(競馬記者)

 記者曰く、このスローペースは「有力馬の各陣営の思惑が1つの方向に向いた結果」だという。

ライバルたちは、それぞれに不安点があった

 

 戦前、ローザノワール陣営が逃げ宣言をしたものの、スプリント実績のあるレシステンシアや、ソダシが楽をさせないというのがメディアを始めとした大方の見解だった。

 しかしレース後、レシステンシアの横山武史騎手が「個人的にマイルは長いと思っていた」と慎重な発言をすれば、ソダシの吉田隼騎手も「自分がハイペースで突っ込まないように」とやはりペースを意識したコメント。

 さらに先行勢の筆頭格として1番人気に推されたレイパパレが、スタート直後に躓くアクシデント。川田将雅騎手はすぐにリカバリーしたが、アクシデントの影響か、道中はずっと手綱を引いて慎重な姿勢を見せていた。

 その結果、記録された前半800mの46.3秒は、実は良馬場で行われた近5年のヴィクトリアマイルの中では最も遅いもの。無論、年毎の馬場コンディションに微妙な違いはあるものの、3年前にアエロリット(5着)が記録した44.8秒と比較すれば、如何に先行勢にアドバンテージがあったのかがうかがえる。

 ただ、舞台はコース幅が広く、直線の長い東京競馬場。いくらスローペースとはいえ、後方勢の反撃がもっとあってもよかったはずだが、ほぼ“行った行った”のような結果となったのは何故なのだろうか。

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