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JRA武豊やC.ルメールも圧倒する「驚異」の勝率5割超え、令和版「最終の○○」は“あのジョッキー”で決まり!?

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撮影:Ruriko.I

 競馬でたびたび見掛ける「最終の○○」というフレーズ。

 この○○には大抵騎手の名前が入り、一昔前では「最終の勝浦」と呼ばれた勝浦正樹騎手や、昨年には「最終のタケゾー」とも呼ばれた永野猛蔵騎手など、時代によって最終レースで勝負強いとされる騎手に、我々競馬ファンは幾度となく馬券という“夢”を託してきた。

 だが、多くの場合それはあくまで“イメージ”である可能性も高い。勿論、最終レースを得意としている騎手もいるのは事実だが、実際の成績まで熟知している人はそれほど多くないだろう。そこで、改めて昨年の最終レースにおける騎手別の成績トップ3を振り返ってみたい。

2021年 最終レース騎手別成績トップ3
(※騎乗回数が計30回以上の者に限る)
第1位 武豊 「11-3-3-27/44」 勝率25.0%
第2位 川田将雅 「8-5-6-16/35」 勝率22.9%
第3位 C.ルメール 「13-16-3-33/65」 勝率20.0%

 第1位にランクインした武豊騎手は、昨年の全国リーディングで12位だったものの、実は最終レースにおいては抜群の勝負強さを誇っていた。昨年全体の勝率14.4%を大きく上回っていることから、「最終の武豊」といっても過言ではない好成績だ。一方で、川田騎手やルメール騎手は上位にこそランクインしたものの、昨年全体の勝率をどちらも超えていないので、やや推しづらい結果であった。

 そんな最終レースの成績も、今年になってからは少々傾向が変わっている。まだレース数が少ない現時点ではあるが、成績を並べると下記のようになった。

2022年 最終レース騎手別成績トップ3(5月15日終了時点)
(※騎乗回数が計10回以上の者に限る)
第1位 川田将雅 「9-1-0-7/17」 勝率52.9%
第2位 三浦皇成 「6-2-2-13/23」 勝率26.1%
第3位 M.デムーロ 「4-1-2-12/19」 勝率21.1%

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川田将雅騎手

武豊やC.ルメールも圧倒する「驚異」の勝率5割超え

 何と言っても特筆すべきは第1位にランクインした川田騎手の驚異的な勝率だ。ここまでの全レースを合わせた勝率27.6%の実に2倍近い計算にもなり、第2位にランクインした三浦騎手にダブルスコアをつける異次元の勝負強さを誇っている。

 先週15日にも、今年初となった東京競馬場での最終レースに登場し、2番人気エイシンギアアップ(牡4、栗東・中尾秀正厩舎)できっちり勝利を手にしており、「最終の川田」を遺憾なく発揮していた。

 実は、令和に突入してから2019年(第1位、勝率24.1%)と2020年(第1位、勝率34.1%)にも最終レースにおいてトップの成績を残している川田騎手。近年は特に騎乗馬を厳選していることから、最終レースでの騎乗機会も年々と減ってきているが、満を持して参戦する場合は「黙って買い」でよさそうだ。

 今年、スターズオンアースで桜花賞(G1)を、ダノンスコーピオンでNHKマイルC(G1)を制すなどビッグレースでの活躍も目立つ名手だが、メインレースの後でも“頼れる男”は健在だった。

(文=ハイキック熊田)

<著者プロフィール>
 ウオッカ全盛期に競馬と出会い、そこからドハマり。10年かけて休日を利用して中央競馬の全ての競馬場を旅打ち達成。馬券は穴馬からの単勝・馬連で勝負。日々データ分析や情報収集を行う「馬券研究」三昧。女性扱いはからっきし下手だが、牝馬限定戦は得意?

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