パチスロ機種の中で万枚達成率が高く、低設定でも十分に戦えるマシンと聞いて何を思い浮かべるだろう。筆者は間違いなく「GODシリーズ」 と答える。

　GODシリーズと言えば、『ミリオンゴッド-神々の凱旋-』 や『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.』 が記憶に新しいと思うが、初代『ミリオンゴッド』 は2002年に導入された。

「GOD図柄が揃えば一撃万枚も余裕で期待できる」という爆発力が魅力。GOD図柄を引くためだけに打ち込んで、大負けしたという人も多かっただろう。

　今回は、そんな歴史あるGODシリーズでの実戦を紹介したい。

■『アナターのオット!?はーです』 で実戦開始！

　この日は平日の夕方。仕事終わりのサラリーマンが続々と機種を選んでいく中、筆者は“とある台”に着席。その名は『アナターのオット!?はーです』である 。

　前作の『アナザーゴッドハーデス-奪われたZEUSver.』 で登場したケルベロスやハーデスがマスコットキャラクターのような見た目で非常に可愛らしい。ゲーム性は前作とほとんど変わっていないが、6号機ということもあり出玉性能が抑えられていて、まったり遊べるようになっている。

　さて実戦に戻ろう。100ゲームほど回すと連続で中段黄7が揃い、あっさりCZである「ゆるちゃれ」 に突入。ゆるチャレでは演出成功や特定の図柄を揃えることでATに突入するのだが、キャラクターによって期待度が大幅に変化する。もちろん一番期待できるのはハーデスこと「ゆるはーです」 なのだが…。

■まさかのゆるはーです降臨！

　筆者の想いが通じたのか、まさかの「ゆるはーです」が降臨。成功期待度は「ゆるせぽね」 と変わらないが、成功した時点でATのゲーム数を決める「ジャッジメント」 で一番上乗せ期待度が高い「ゆるはーです」が確定するのだ。

　そのため、ここはなんとしても決めたい。すると、残り3ゲームでカットイン演出が発生。無事に図柄を揃えることに成功し、ATを獲得した。