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JRA「桜花賞組を狙えばOK」は時代遅れ!? オークス(G1)「3年連続」波乱を呼び込む馬たちの「共通点」とは

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スターズオンアース

 3月の高松宮記念(G1)から続く春のG1戦線もいよいよ佳境、今週は3歳牝馬にとって最大のビッグレース・オークス(G1)が行われる。

 オークスを予想するにあたって毎年耳にするのが、王道となる「桜花賞組を狙うべき」というセオリーだ。

 確かに桜花賞に出走する馬たちは、勝ったスターズオンアースを筆頭に世代でも屈指の実力馬ばかりであり、オークスでも引き続き中心視するのは自然な流れである。実際に過去10年では、前走で桜花賞を使っていた馬が7勝を挙げている。

 だが一方で、近3年は「桜花賞組を狙うべき」というセオリーとは反した結果が表れている。

「桜花賞組を狙うべき」はもう古い?

 

 近3年のオークスで3着以内に入った馬のうち、前走が桜花賞であった馬は各年で1頭ずつのみ。勝ち馬を見ても、20年のデアリングタクトは別格として、19年のラヴズオンリーユーと21年のユーバーレーベンは共に桜花賞を使っていない「別路線組」であった。

 19年、21年の世代は牝馬3冠の勝ち馬がそれぞれ異なる、実力が均衡した世代であった。絶対的本命が不在の混戦模様の中で、距離適性の差が「別路線組」の勝利を後押しした1つの要因であろう。

 牡馬のクラシックと異なり、桜花賞からオークスの転戦には4ハロンの距離延長への対応が求められる。スピードが要求されるマイル戦と、スタミナが要求されるクラシックディスタンスとでは、その適性は当然ながら大きく異なる。その両方の条件で力を発揮することは、世代の中で抜けた実力の持ち主でなければ難しい。

 実際に、19年に12番人気ながら2着に激走したカレンブーケドールは、2月にマイル戦のクイーンC(G3)で4着に敗れて桜花賞への道を絶たれている。それでも距離を伸ばしたスイートピーS(L)で勝利してオークスへの切符を掴み、本番では桜花賞組を押しのけて好走して見せた。

 その他にも21年には16番人気3着のハギノピリナ、20年には7番人気2着のウインマリリン、13番人気3着のウインマイティーといった桜花賞以外の「別路線組」の伏兵が近年のオークスでは波乱を演出している。

「桜花賞組はハイレベル」という固定観念が働くためか、「別路線組」は桜花賞組の陰に隠れて人気を落とす傾向がある。その固定観念こそが近年の波乱を呼び込んだ要因といえるだろう。

 今年は桜花賞に出走していた馬が9頭出走するが、桜花賞では馬場の内側を通った馬が極端に有利なトラックバイアスが存在しており、実力が正しく反映された結果とは言い難い。

 桜花賞の結果を鵜呑みにして各馬の実力を計ることは危険であり、近年の傾向と合わせて考えれば「別路線組」の隠れた実力馬を狙うことが高配当へ近づくカギとなるはずだ。

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